アマテラス
日本神話における太陽神
日本神話の主神、皇祖神。多く称号を伴い、天照大神(あまてらすおおみかみ)、天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)などと呼ぶ。
- 豐葦原の千五百秋の瑞穂の国はこれ吾が子孫の王となるべき地なり。宜しく爾皇孫、就でまして治(しろしめ)せ。 さきくませ。宝祚の隆えまさむこと、当に天壌(あめつち)と窮り無けむ。
- 豐葦原千五百秋之瑞穂國是吾子孫可王之地也。宜爾皇孫就而治焉。行矣。寶祚之隆、當與天壌無窮者矣。 -- 『日本書紀』巻二
- 「天壌無窮の神勅」。天孫降臨の際にアマテラスがニニギに下した神勅。
- 神風(かむかぜ)の伊勢の国は 常世の波の敷浪の帰する国 傍国の可怜(うま)し国なり この国に居らむと欲(おも)ふ
- 是神風伊勢國 則常世之浪重浪歸國也 傍國可怜國也 欲居是國 -- 『日本書紀』垂仁天皇25年春3月丁亥朔丙申
- 是神風伊勢國 即常世之浪重浪皈國也 傍國可怜國也 欲居是國 -- 『倭姫命世記』
- 倭姫への神託の言葉。現在の伊勢神宮に場所を定めたときの神託。