アンゲラ・メルケル
ドイツの政治家
アンゲラ・メルケル(Angela Dorothea Merkel、1954年7月17日 - )はドイツの政治家。首相(2005年 - )。
語録
編集- 「私は体育の授業の間、ずっと飛び込み台の板の上に立っていて、45分経ってようやく飛び込むタイプの人間です」(2000年)
- 「多文化主義は見事に失敗した」(2004年)
- 「窓ですね! こんなに頑丈で美しい窓を作れる国家は無いですから」(2004年、「ドイツと聞いて連想するものは?」と聞かれ)
- 「赤緑連立(SPD+同盟90/緑の党)が治めていない1日1日が、ドイツにとっての良い日です」(2005年)
- 「ドイツに仕えます」(首相候補に指名されての第一声)
- 「女子代表はもう世界一になりました。女性に出来て男性に出来ない理由などないと思います」(2006年のFIFAワールドカップドイツ大会を控えて、2005年(平成17年)末の国民向け挨拶で)
- 「ミュンヘンの人が『ベルリンへ行こう!』と叫ぶのは、何か素晴らしいことだと思う」(ワールドカップ中の2006年6月、ミュンヘンでドイツ代表がスウェーデン代表を下し、歓喜するファンが「決勝戦の行われるベルリンへ行こう!」と叫んでいるのを受けて。解釈によっては、この前年メルケル内閣への入閣を拒否したシュトイバーへの嫌味とも取れる)
- 「ヨーロッパがキリスト教クラブでないというのは正しい。しかしヨーロッパが人権と市民権を基本とするというのもまた事実です。そしてここドイツでは、人権と市民権をキリスト教的人間像に重ねているのです」(2006年のCDU党大会で)
- 「中華人民共和国は、我々の様に知的財産権を尊重することを学ばねばならない。なぜなら、それを簡単にコピーすることは窃盗だからです」(2006年)
- 「私の愛車はフォルクスワーゲンです」(2007年2月12日付の『フィナンシャル・タイムズ』紙ドイツ語版で、ドイツの野党議員の発言がきっかけにドイツ車で巻き起こった『日本車賛美論争』で発言)
- 「私は時にリベラル、時に保守、時にキリスト教社会主義です。それこそがCDUをなしているのです」(2009年9月、ARDの番組にての発言)
- 「国家は破綻する筈が無いという噂があります。この噂は正しくありません」(銀行家との会合での発言。『デア・シュピーゲル』誌、2009年第5号)
- 「あなた方ハンガリー人は、ドイツ人の自由への意志に翼を与えました。あなた方の勇気が、ベルリンの壁を崩壊させる決定的な一撃となったのです」(2009年8月19日、ハンガリー行われた汎ヨーロッパ・ピクニック20周年記念演説の一節)
- 「『さあ、多文化社会を推進し、共存、共栄しよう』と唱えるやり方は、完全に失敗した」(2010年10月16日、自党の青年部会議における発言。)
- 「シュタージの様だ」(2013年(平成25年)、アメリカ合衆国のNSAに、PRISMで携帯電話を盗聴されていた事に関して)[1]。
- 「あなたは同盟国の電話を盗聴していたのか」(2013年、アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマとの電話会談で言った一言)
- 「欧州中央銀行は、政治的過ちの尻拭いや競争力増幅のために存在するものではない、と我々ドイツ国民は信じている[2]」(2013年1月ダボス会議にて、日本銀行などの量的金融緩和政策を非難する際の発言。この2年後に欧州中央銀行が量的金融緩和政策を始める。)
脚注
編集- ↑ ‘Like the Stasi’: Merkel likened NSA to infamous German security serviceRT 2013年12月18日
- ↑ Merkel Takes a Swipe at Japan Over YenH. Torry and W. Boston, The Wall Street Journal, Europe, 25 Jan 2013