ルキウス・アンナエウス・セネカ

ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人
セネカから転送)

ルキウス・アンナエウス・セネカLucius Annaeus Seneca, 紀元前1年頃〜65年)は古代ローマの政治家、思想家、詩人、劇作家。父親の大セネカと区別し、小セネカとも。

ルキウス・アンナエウス・セネカ

引用

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  • は善いものでも悪いものでもない。
    mors nec bonum nec malum est.
    『マルキアへの慰め』(Ad Marciam de consolatione), XIX, 5。
  • 大地からへの道はなだらかではない。
    Non est ad astra mollis e terris via.
    『狂えるヘラクレス』(Hercules furens), II, 437。
  • わずかしか持たない者ではなく、多くを望む者が貧しいのだ。
    Non qui parum habet, sed qui plus cupit pauper est.
    『ルキリウスへの倫理的書簡』(Epistulae morales ad Lucilium), II, 6。
  • 運命は多くの者を罰から解き放つが、誰をも恐怖からは解き放たない。
    Multos fortuna liberat poena, metu neminem.
    『ルキリウスへの倫理的書簡』(Epistulae morales ad Lucilium), XCVII, 16。
  • されることを望むならば、愛しなさい。
    Si vis amari, ama.
    『ルキリウスへの倫理的書簡』(Epistulae morales ad Lucilium), XI, 6。
  • 私には少しで十分、ひとつで十分、なくても十分だ。
    satis sunt mihi pauci, satis est unus, satis est nullus.
    『ルキリウスへの倫理的書簡』(Epistulae morales ad Lucilium), VII, 11。
  • 人は、教えているとき、学ぶ。
    homines, dum docent, discunt.
    『ルキリウスへの倫理的書簡』(Epistulae morales ad Lucilium), VII, 8。
  • 大いなる財産とは大いなる隷属のことだ。
    magna servitus est magna fortuna.
    『ポリュビウスへの慰め』(Ad Polybium de consolatione), VI, 5。

From (Of Consolation, To Polybius), chap. VI, line 5


外部リンク

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