タイガー・ジェット・シン
インドのプロレスラー (1944-)
タイガー・ジェット・シン(Tiger Jeet Singh、男性、1944年(1947年説も) - )、本名ジャグジート・スィン・ハンス(Jagjit singh hans)は、インド・パンジャーブ州のルディヤーナー出身(カナダ・トロント出身説あり)のプロレスラー、実業家。
語録
編集- 「成田でニック・ボックウィンクルとルー・テーズに会った。あいつらはバスで来ていたが、俺は(新日本プロレスの)オフィスの豪華な車だ。その時ニックは俺に6万ドルもの借金を申し込んできた。ニックは俺をフレンドと思っているようだが、俺は思っていない。」(時期不明、恐らく昭和54年10月頃と思われる。シンはブラディファイトシリーズに参加、ニックとテーズは国際プロレスのダイナマイトシリーズに参加していた)
- 「世の中には二通りの人間しかいない。殴る人間と殴られる人間だ。だから俺はプロレスを選び殴る人間になった。」(時期不明)
- 「生き物の世界に反則はない。なぜなら彼らは常に生きるか死ぬかの競争をしているからだ。プロレスもそれと同じだ。」(1980年頃)
- 「ポケットに100ドルあればその日は10ドル使うんだ。50ドルなら5ドルだ。そして残った金は全部貯金するんだ。これがビジネスの始まりさ。」(時期不明)
- 「猪木とタッグを組むことは何ら問題は無いよ。ただし猪木が試合中に裏切らなければの話だがな。俺と猪木のタッグが実現すれば、アジアでも最強のチームになるだろう。」(1990年9月アントニオ猪木デビュー30周年直前、自宅にて)
- 「私は長いこと日本でファイトを続けてきたが、日本人がどんどんアメリカ的になっていく点が残念でならない。それもアメリカの良い所ではなく、イージーゴーイングな点ばかり真似しているようだ。若い日本人はもっとアジアの歴史を知るべきじゃないかな。アジアには世界に誇る多数の文化がある。」(1998年春、「週刊プレイボーイ」の特集記事より)
- 「アーソーデスカ」「トモダチ」「カレーガタベターイ」「アケマシテオメデト」「オヒサシブリ」「ハヤクーハヤクー」「ワカラナイ ワカラナイ」(1996年、バラエティ番組「BANG! BANG! BANG!」にて)
- 「チョトマテクダサーイ」(1990年9月アントニオ猪木デビュー30周年、試合後のマイクパフォーマンスにて)
- 「あいつはカッコばかりつけたがる。親父の苦労が分かってないんだ。」(時期不明、NOW参戦時の後期。それ以前のFMW参戦時には親子タッグも組んでいた、息子のタイガー・ジェット・シン・ジュニアが、悪役である父に反旗を翻し、正統派ファイターを目指すと言った。それに対してシンの口から出た言葉であるが、この発言の後、シンはプロレス記者の前で涙を流した)
- 「ピーター、あの本(著書「流血の魔術 最強の演技」)を書いてくれてありがとう。俺はプロレスラーとしては成功したけど、一社会人としても悪役扱いされて困っていたんだ。あの本のおかげで、俺が本当は悪人でないことが分かってもらえた。おかげで日本人相手のビジネスがうまくいってるよ。」(同書発売後に文庫化された「プロレス、至近距離の真実」の文庫版前書きで紹介されたコメント)