ユヴァル・アブラハム

イスラエル人ジャーナリストで映画監督

ユヴァル・アブラハム (Yuval Abraham、1990年代生まれ) は、ユダヤ系イスラエル人のジャーナリスト、映画監督、アラビア語 - ヘブライ語翻訳者、そして活動家である。ヨルダン川西岸地区イスラエル人入植者によるパレスチナ人に対する暴力と追放を描いたドキュメンタリー映画『ノー・アザー・ランド』(2024年)で共同監督を務め、第74回ベルリン国際映画祭でイスラエルによるパレスチナの占領アパルトヘイトの実状を訴える受賞スピーチを行い、国際的に注目を浴びるようになった。

第74回ベルリン国際映画祭でのユヴァル・アブラハム(2024年撮影)

発言 編集

  • 言いたいことがあります。
    今あなたたちの前に立っている、私とバセル(・アドラ)は同い年ですが、私はイスラエル人でバセルはパレスチナ人です。
    そして、二日後に私たちは平等でない土地に戻っていきます。
    私は文民法のもとで暮らし、バセルは軍法のもとで暮らしています。
    私たちはお互い30分しか離れていない所で暮らしています。
    しかし、私は選挙権がありますが、バセルには選挙権がありません。
    私は行きたい所どこでもこの土地で自由に動き回れますが、バセルは他の何百万人のパレスチナ人と同様に被占領ヨルダン川西岸地区に閉じ込められています。
    私たちの間に存在するアパルトヘイトの状況、この不平等を、我々は終わりにしなくてはなりません。
    • 第74回ベルリン国際映画祭での受賞スピーチにて[1][2](2024年2月124日)

脚注 編集

外部リンク 編集

 
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