坂田三吉
日本の将棋棋士
坂田三吉(さかた さんきち、1870年7月1日(明治3年6月3日) - 1946年(昭和21年)7月23日)は、将棋棋士。名人・王将。
- わての銀が泣いているよってに、この将棋はあかん。 --指し掛けとなった1915年の対井上義雄戦の形勢について(北條秀司の戯曲『王將』では、ストーリー上の都合で1913年の対関根金次郎戦での発言とされた)
- 落ちる将棋に偉いところがあるんや、落ちんかったら将棋やない。 --将棋観について
- 譜は後世に残る。 --勝敗よりも新手を追及する理由について
- 興味無限の名手を指したい。 --目標について
- 頭には将棋がいっぱい入ってまんねん。 --文字が書けないことについて
- あんた、そこから見て浪速区と北区の火事がいっぺんに見えまへんやろ。わては五重の塔の上に立っとるから、大阪中の火事がみな見える。その違いや。 --大局観について
- 咲かせた花は採るにまかせて、また実生から育てるばかりなり。 --自身の新手について隠さず全てを明かす理由について