古代中国の書物。

開宗明義章第一

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  • 身体髪膚、之をに受く。敢えて毀傷せざるは、孝の始めなり。身を立て道を行い、名を後世に揚げ、以って父母を顕わすは、孝の終わりなり。 
    身體髮膚、受之父母。不敢毀傷、孝之始也。立身行道、揚名於後世、以顯父母、孝之終也。

五刑章第十一

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  • 子曰く、五刑の属に三千あり。而れども罪の不孝より大なるもの莫し。君を要(おびや)かす者は上を無(なみ)し、聖人を非(そし)る者は法を無し、孝を非る者は親を無す。此れ大乱の道なり。 
    子曰、五刑之屬三千。而罪莫大於不孝。要君者無上、非聖人者無法、非孝者無親。此大亂之道也。