松浦悟郎
日本のカトリックの聖職者
松浦悟郎 (1952年9月28日 - )は、日本のカトリック教会聖職者で、現任のカトリック名古屋教区司教である。洗礼名は「ミカエル」。
引用
編集- かつてのキリシタン迫害の時代は、教会に行くこと、信仰すること自体が禁じられ、ときには殺されるという時代でした。キリシタンたちは、いつか自由に神さまを信仰できる時がきてほしいと「待ち望んだ」ことと思います。私たちは今、コロナ禍の中で、そのことの小さな追体験をしているのかもしれません。日本における真の信教の自由は、戦後、すなわち日本国憲法の施行まで待たなければなりませんでした。それを思えば、自由に信じられるということは、じつに400年以上待ち続けた悲願だったのです。今、自由に信仰できる時代になったとはいえ、しっかり受け継がれているかどうかを反省します。
- 松浦司教 2021年 新年あいさつ (2021)