「鶯」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
+1 |
細編集の要約なし |
||
1 行
[[w:鶯|鶯]](うぐいす)に関する引用と諺。
*鶯は、詩などにもめでたきものに作り、声よりはじめて、さまかたちも、さばかりあてにうつくしきほどよりは、九重の内に鳴かぬぞ、いとわろき。人の、 「さなむある」といひしを、「さしもあらじ」と思ひしに、十年ばかりさぶらひてききしに、まことに、さらに音せざりき。さるは。竹近き紅梅も、いとよく通ひぬべきたよりなりかし。まかでて聞けば、あやしき家の見所もなき梅の木などには、かしがましきまでぞ鳴く。夜鳴かぬも、寝ぎたなきここちすれども、今はいかがせむ。--[[清少納言]]三巻本系『枕草子』
*勅なればいともかしこしうぐひすの宿はととはばいかがこたへん --よみ人知らず
|