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[[w:風|'''風''']]に関する引用句、諺。
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*彼等は風の中で蒔き[[嵐]]の中で刈り取る。--『[[ホセア書]]』8:7
*:ウルガタ訳:{{lang|la|''Quia ventum seminabunt et turbinem metent.''}}
*見よ、すべては空しく、風を掴むことに似ていた。--『[[コヘレトの言葉]]』2:11
*[[秋]]は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、[[烏]]の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて[[雁]]などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。[[太陽|日]]入り果てて、風の[[音]]、[[虫]]の音など、はたいふべきにあらず。 - [[清少納言]]三巻本系『枕草子』▼
*:ウルガタ訳:{{lang|la|''Et ecce in omnibus vanitas et afflictio spiritus.''}}
*[[芭蕉]]野分して盥に[[雨]]を聞く[[夜]]かな -[[松尾芭蕉]]▼
*秋きぬと[[目]]にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる -[[藤原敏行]]
*花の香を風のたよりにたぐへてぞ[[鶯]]さそふしるべにはやる -[[紀友則]]▼
**『古今和歌集』収録。
*[[山]][[川]]に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ[[紅葉]]なりけり -[[春道列樹]]▼
**『拾遺和歌集』収録。
*[[露|白露]]に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ[[玉]]ぞちりける -[[文屋康秀]]
*
▲*[[秋]]は、夕暮。夕日のさして、山の端(は)いと近うなりたるに、[[烏]]の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて[[雁]]などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。[[太陽|日]]入り果てて、風の[[音]]、[[虫]]の音など、はたいふべきにあらず。 - [[清少納言]]三巻本系『枕草子』「春は」
*何となく、<BR>今年はよい事あるごとし。<BR>[[元日]]の[[朝]]、晴れて風無し。 -[[石川啄木]]▼
*[[夕]]されば野辺の秋風身にしみて[[鶉]]鳴くなり深草の里 -[[藤原俊成]]▼
*[[夏]]の風[[山]]よりきたり三百の牧の[[馬|若馬]]耳ふかりけり --[[与謝野晶子]]▼
**『千載和歌集』
▲*[[芭蕉]]野分して盥に[[雨]]を聞く[[夜]]かな -[[松尾芭蕉]]『武蔵曲』
▲*[[山]][[川]]に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ[[紅葉]]なりけり -[[春道列樹]]
▲*:『古今和歌集』。藤原定家の『小倉百人一首』にも収録。
*石山の石より白し秋の風 --松尾芭蕉『おくのほそ道』
▲*花の香を風のたよりにたぐへてぞ[[鶯]]さそふしるべにはやる -[[紀友則]]
==帰せられるもの==
*春風や堤長うして家遠し -[[与謝蕪村]]
▲*何となく、<BR>今年はよい事あるごとし。<BR>[[元日]]の[[朝]]、晴れて風無し。 -[[石川啄木]]
▲*東風吹かば にほひおこせよ [[梅]]の花 あるじなしとて 春を忘るな - [[菅原道真]]
▲*[[夏]]の風[[山]]よりきたり三百の牧の[[馬|若馬]]耳ふかりけり --[[与謝野晶子]]
▲*[[夕]]されば野辺の秋風身にしみて[[鶉]]鳴くなり深草の里 -[[藤原俊成]]
▲*:『千載和歌集』
▲*風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふころかな -[[源重之]]
▲*:『詞花和歌集 』収録。[[藤原定家]]の『小倉百人一首』にも収録。
== 諺 ==
===[[日本の諺]]===
*風がふけば桶屋が儲かる。
*[[月]]に[[雲|むら雲]]、[[花]]に風。
*子供は風の[[子]]。
*明日は明日の風が吹く。
==関連項目、外部リンク==
{{wikipedia}}
*関連語:[[嵐]]・[[台風]]・[[空]];[[空気]];[[空虚]]
[[category:主題別|か 風]]
[[de:Wind]]
[[pl:Wiatr]]
[[pt:Vento]]
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