「釈迦」の版間の差分

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Aphaia (トーク | 投稿記録)
6 行
=== 伝統的に釈迦に帰せられて来たもの ===
==== ダンマパダ ====
'''法句経'''とも。423行の短編散文詩。伝統的に、釈迦が折々に受けた質問への答えであるとみなされてきた。釈迦自身の言説を含む可能性がもっとも高い経典のひとつである。
'''法句経'''とも。
 
* およそものごとは、意思をその基本とし、意思をその主とし、意思によってそれが創り出される。牛車を引く牛の足跡に車輪の痕跡がついていくように、もしも汚れた意思で話し、行えば苦しみはその意思をもつ人についてくる。
 
* およそものごとは、意思をその基本とし、意思をその主とし、意思によってそれが創り出される。からだから影がついて離れないように、もしも清らかな心で話し、行えば楽しみはその意思をもつ人についてくる。
 
* もしも、「彼は、私を面罵し、殺そうとし、打ち勝った。私からものを強奪した。」という想念をもつ人がいたならば、その人は決して怨みという苦しみが止むことはない。
 
*真にこの世において怨みに報いるために怨みをもってこれをしたならばすなわち怨みのやむことはない。怨みを捨ててこそ怨みはやむ。これはすなわち永遠の真理である。