「五月雨」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
 
Aphaia (トーク | 投稿記録)
3 行
==引用==
===出典の明らかな物===
 
*五月雨や[[川|大河]]を前に[[家]]二軒 - [[与謝蕪村]]『蕪村句集』
*さみだれや名もなき川のおそろしき - 与謝蕪村『蕪村句集』
*五月雨に物思ひをれば[[時鳥|郭公]]夜深く鳴きていづち行くらむ - 『古今和歌集』巻三 153
 
*五月雨の空もとどろに郭公何を憂しとか夜ただ鳴くらむ - 『古今和歌集』巻三 160
 
*五月雨の[[雲]]まの[[月]]のはれゆくをしばし待ちける時鳥かな - [[二条院讃岐]]『新古今和歌集』
 
*[[時鳥|郭公]]は、なほ更にいふべきかたなし。いつしかしたり顔にも聞え、[[和歌|歌]]に、[[卯の花]]、花[[橘]]などにやどりをして、はたかくれたるもねたげなる心ばへなり。五月雨の短か夜に寝ざめをして、いかで人よりさきに聞かむとまたれて、夜深くうち出でたる声の、らうらうしう愛敬づきたる、いみじう心あくがれ、せむかたなし。[[六月]]になりぬれば音もせずなりぬる、すべていふもおろかなり。 - [[清少納言]]三巻本系『枕草子』
 
*五月雨を集めて早し[[最上川]] - [[松尾芭蕉]]『奥の細道』
 
*五月雨の降り残してや光堂 - 松尾芭蕉『奥の細道』
 
*五月雨や[[川|大河]]を前に[[家]]二軒 - [[与謝蕪村]]『蕪村句集』
*[[時鳥|郭公]]は、なほ更にいふべきかたなし。いつしかしたり顔にも聞え、[[歌]]に、[[卯の花]]、花[[橘]]などにやどりをして、はたかくれたるもねたげなる心ばへなり。五月雨の短か夜に寝ざめをして、いかで人よりさきに聞かむとまたれて、夜深くうち出でたる声の、らうらうしう愛敬づきたる、いみじう心あくがれ、せむかたなし。[[六月]]になりぬれば音もせずなりぬる、すべていふもおろかなり。 - [[清少納言]]三巻本系『枕草子』
 
*さみだれや名もなき川のおそろしき - 与謝蕪村『蕪村句集』
 
===帰せられるもの===