「早見道中記」の版間の差分

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==早見道中記(さうけんだうちうき)==
*刊記
**原版宝永元甲申五月発兌
**再版寛保二壬戌春正月
**文化二乙丑春三月改正寿梓
**東武書房
***通油町 村田屋治郎兵衛
***田所町 鶴屋金助
 
===叙===
*此原版は、宝永元甲申の年、画師近藤助五郎清春なるもの編集して、自画図を加へ板行し、世に行るゝ事やひさし(助五郎清春は、中興浮世絵並戯作の祖述なり。其頃七福ざうしといへる自画自作の絵ざうしあり。是則草ざうしの初にして、今に栄邑堂の板本にのこれり。又道外百人一首といへるも、此清春が作にして、今に行るゝ所なり)……其後寛保ニ壬戌春再版し、それより絶て版行いたづらに塗籠の底にありしを、此たび改正し当時駄賃付の割増を加へ、名所古跡を細画となして、往来旅客の袖中にいれんことをねがふ<br />文化乙丑 季春 [[十返舎一九]]
 
===東海道之記===