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*夏の[[夜]]はまだ宵ながらあけぬるを雲のいづこに[[月]]やどるらむ --[[清原深養父]]
*夏は、夜。よる 月の頃ころはさらなり。闇 やみもなほ。[[蛍]]たるの多ほそく飛とび違ちがひたる。 また、ただ一ひとつ二ふたつなど、ほのかにうち光ひかりて行ゆくもをかし。[[雨]] あめなど降のふるもさへをかし。 -- [[清少納言]] 『枕草子』三巻前田家本
*[[風]]そよぐならの小川の[[夕暮れ]]はみそぎぞ夏のしるしなりける --[[藤原家隆]]
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