「若山牧水」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
歌集
3 行
 
*白鳥は哀しからずや[[空]]の[[青]][[海|うみ]]のあをにも染まらずただよふ
*:『海の声』
 
*[[故郷|ふるさと]]の尾鈴の山のかなしさよ秋もかすみのたなびきて居り
9 ⟶ 10行目:
 
*幾山河(いくやまかは)こえさりゆかば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく
*:『海の声』
 
*海(うな)底に眼のなき魚の棲むといふ眼の無き魚の恋しかりけり
*:『路上』
 
*しら玉の歯にしみとほる秋の夜の[[酒]]はしづかに飲むべかりけり
*:『路上』
 
*うすべにに葉はいちはやく萌えいでて咲かむとすなり山桜花