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*物思ふとすぐる月日もしらぬまに今年はけふにはてぬとかきく
*:『拾遺和歌集』冬の部の巻末歌。詞書に「御匣殿の別当に、年をへていひわたり侍りけるを、えあはずして、その年の師走のつごもりの日つかはしける」。本来は恋の歌。
 
*結び置きし袂だに見ぬ花すすき枯るともかれじ君し解かずは
*:『新古今和歌集』恋歌三収録。
*::「君し解かずは」とするものと「君し問はずは」とするものがあり、前者は「袂に結んだ花すすきも見えないが、それが枯れても私のあなたへの思いはかれない(=離れない)、君が解いてしまわなければ」となり、後者は「花すすきが枯れてもあなたの私への思いはかれないかどうか、あなたに問いたい」と意味が分かれる。
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