「アルトゥール・ショーペンハウアー」の版間の差分
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*なんであれ、人は[[忘却|忘れる]]ことができる。ただ自分自身、己自身の存在を忘れることはできない。
*:"Alles, alles kann einer vergessen, nur nicht sich selbst, sein eigenes Wesen." - ''Aphorismen zur Lebensweisheit''
*もし若かりし時に友人であった二人の人間が、人生の晩年に再会したならば、お互いの顔を認めたときにまず思うのは、人生に対する全くの失望であろう。なぜなら
*学者とは書物を読破した人、思想家、天才とは人類
*もともと自分の抱く基本的思想にのみ真理と生命が宿る。我々が真の意味で十分に理解するのも、自分の思想だけだからである。書物から読み取った他人の思想は、他人の食べ残し、他人の脱ぎ捨てた古着にすぎない。
*真の思索者は君主に類似している。彼は誰の力も借りず独立の地位を保ち、自らの上に立つ如何なる者も認めない。その判断は君主が決定するように自らの絶対的権力から下され、自分自身にその根拠を持つ。すなわち君主が他人の命令を承認しないように、思索者は権威を認めず、自分で真なることを確かめたこと以外は承認しないのである。
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