「薄田泣菫」の版間の差分

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* 日は木がくれて、諸とびら<br/>ゆるにきしめく夢殿の夕庭寒に、<br/>そそ走りゆく{{ruby|乾反葉|ひたりば}}</ruby>の<br/>{{ruby|白膠木|ぬるで}}、{{ruby|榎|え}}、名こそあれ、{{ruby|葉広|はびろ}}菩提樹、<br/>
* ああ大和にしあらましかば、<br/>今日神無月、<br/>日のゆふべ、<br/>{{ruby|聖|ひじり}}ごころの暫しをも、<br/>知らましを、身に。
 
**吉田精一はこの詩の発想は[[ロバート・ブラウニング]]の "Home-thought from abroad"に暗示を得たものとしている(吉田精一『日本近代詩鑑賞 明治篇』)。ただし吉田は、現在のイングランドを思うブラウニングに対して天平の古都を追想、空想する泣菫は作為において隔たるとも指摘する。
 
===「望郷の歌」===