「高市黒人」の版間の差分

飛鳥時代の官人、歌人。姓は連。万葉二期歌人19首。勅撰集『玉葉和歌集』『新拾遺和歌集』に2首入集
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冒頭文w:高市黒人、歌はs:万葉集 (鹿持雅澄訓訂)/巻1・巻3 277ママ(多く「高の槻群/たかのつきむら」かと思うが)
(相違点なし)

2015年12月6日 (日) 14:44時点における版

高市黒人(たけち の くろひと、生没年不詳)は、飛鳥時代の日本の官人・歌人。姓は連。持統・文武両朝で下級官人を務めたらしいが、官歴は伝わらない。

引用

引用はウィキソース日本語版収録・鹿持雅澄訓訂『万葉集』により、適時振り仮名を補った。番号は国歌大観番号

  • 楽浪ささなみの国つ*御神みかみのうらさびて荒れたる都見れば悲しも --高市黒人
    • 『万葉集』巻一33。
  • 大和には鳴きてか来らむ呼子鳥よぶこどりきさの中山呼びそ越ゆなる
    • 『万葉集』巻一70。
  • いづくにか船てすらむ安禮あれの崎み行きし棚無小舟たななしをぶね
    • 『万葉集』巻一58。
  • 旅にして物こほしきに山下のあけ赭土船そほぶね沖に榜ぐ見ゆ
    • 『万葉集』巻三270。
  • 作良さくら田へたづ鳴き渡る年魚市潟あゆちがた潮干にけらし鶴鳴き渡る
    • 『万葉集』巻三271。
  • いづくには宿らなむ高島の勝野の原にこの日暮れなば
    • 『万葉集』巻三275。
  • 早来ても見てましものを山背やましろの高槻の村散りにけるかも
    • 『万葉集』巻三277

外部リンク

 
Wikipedia
ウィキペディアにも高市黒人の記事があります。