「ヨーゼフ・ゲッベルス」の版間の差分

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* マルクス主義もまた、実践のうえでは同じ様相を呈している。
 汝の持てるものを貧者に分かち与えよ。これがキリスト。
 財産は窃盗である━━──それがわたしのものでないかぎり。これがマルクス。
 キリスト社会主義者、それは、そこいらの社会主義者たちが同情心なり国益なりにもとづいて行うことを、自由意思で喜んで行なうことを意味する。
 論理的必然性 対 政治的配慮。
 今日われわれが勝利のときまで、あるいは苦い最後のときまで戦いぬく闘争は、もっとも深い意味においては、キリストとマルクスとの闘争なのだ。
 キリスト━━──愛の原理。
 マルクス━━──憎しみの原理。
<ref name="池田浩士訳ドイツ・ナチズム文学集成《1》ドイツの運命ミヒャエル―日記が語るあるドイツ的運命柏書房89">池田浩士訳『ドイツ・ナチズム文学集成《1》ドイツの運命』[[w:ミヒャエル (小説)|ミヒャエル]]―日記が語るあるドイツ的運命(柏書房)89ページ</ref>
*労働者というのは階級ではないのです。階級は経済的なものに由来している。労働者はみずからの根を政治的なもののなかに持っています。労働者というのはひとつの歴史的な身分なのです。<ref name="池田浩士訳ドイツ・ナチズム文学集成《1》ドイツの運命ミヒャエル―日記が語るあるドイツ的運命柏書房127">池田浩士訳『ドイツ・ナチズム文学集成《1》ドイツの運命』[[w:ミヒャエル (小説)|ミヒャエル]]―日記が語るあるドイツ的運命(柏書房)127ページ</ref>