「妻」の版間の差分

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* 妻をめとらば才たけて顔うるはしく情けある、[[友]]を選ばば書を読んで六部の仇気四分の熱。あぁ我[[ダンテ]]の詩才なく -- [[与謝野鉄幹]]『人を恋ふる歌』
 
* 哲夫は城(くに)を成し、哲婦は城を傾く。懿(ああ)厥(その)哲婦、梟(けう)と為り鴟(し)と為る、婦の長舌あるは、維(これ)厲(れい)の階(はし)なり、乱るるは天より降るにあらず、婦人より生る、教(をしへ)に匪(あら)ず誨(をしへ)に匪(あら)ず、時(これ)維(これ)婦と寺、 -- 国民文庫刊行会『国訳漢文大成: 詩經』
*: {{lang|zh|哲夫成城、哲婦傾城。懿厥哲婦、為梟為鴟。婦有長舌、維厲之階。亂匪降自天、生自婦人。匪教匪誨、時維婦寺。}} -- 『詩経』(大雅 蕩之什)
 
* 夫たるもの、如何程美しき妻を持ちたりとも、心愚にて目先が利かず、客に酒一ツ呑まするにも、もしへ〳〵と、夫を度々勝手へ呼ぶやうなる気転の利かざる妻を持つは、其人一代幾らの損あるか知るべからず。されど妻が夫より才が優れば、悪くすると夫を尻に敷くなり。夫の馬鹿を人にかくし、陰にて諫めるは賢女といふべし。 -- [[山東京山]]『教草女房形気』(1846年)