「孔子」の版間の差分

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18 行
**陽貨篇にも同じ句がある。
 
*人が私のことを知らないということなどは気にせず、私自身が人のことを知らないということを気にしなさい。
* 子曰く、人の己を知らざるを患えず、己の人を知らざるを患えん。
*: 子曰、不患人之不己知、患己不知人也。
*::人が私のことを知らないということなどは気にせず、私自身が人のことを知らないということを気にしなさい。
 
* 己に如かざる者を友とするなかれ。
48 行
*:君子周而不比。小人比而不周。
 
*勉強しただけで考えることをしないと、ものごとにくらくなり、考えただけで体系的な勉強をしないと、独断に陥ってしまう。
* 学びて思はざればすなはち{{ruby|罔|くら}}し、思ひて学ばざればすなはち{{ruby|殆|あやう}}し。
*:學而不思則罔 思而不學則殆
*::勉強しただけで考えることをしないと、ものごとそれを何使ってよいかわかず意味が、考えただけてばかりで体系的な勉強をしないと、独断に陥ってしまう。
 
*子曰く、由や、女にこれを知るを{{ruby|誨|おし}}えんか。これを知るを知るとなし、知らざるを知らざるとなせ、これ知るなり。
60 行
 
=== 公冶長篇 ===
*この国で道が行なわれないようなら、いっそ海に出てしまおうか、その向こうの東夷の地に行ってしまおうか。
* 道行われず、{{ruby|桴|いかだ}}に乗りて海に浮ばん。
*:道不行。乘桴浮于海。
*::この国で道が行なわれないようなら、いっそ海に出てしまおうか、その向こうの東夷の地に行ってしまおうか。
 
*朽木は柱にすることが出来ない。糞土で作った塀は塗ることが出来ない。
* 朽ち木は{{ruby|雕|ほ}}るべからず。糞土の牆は{{ruby|杇|ぬ}}るべからず。
*:朽木不可雕也,糞土之牆,不可杇也
*::朽木は柱にすることが出来ない。糞土で作った塀は塗ることが出来ない。
**人の曲がった性根は繕うことが出来ないという意味。四字熟語「朽木糞牆」の元となった。ただし近代の文献学的研究には、この章句を後代の付加であるとする意見がある。
 
95 行
 
=== 陽貨篇 ===
*人間は先天的なものの差は小さいが、その後の教育においてその差が生じる。
* 性相近きなり、習い相遠きなり。
*:性相近也 習相遠也
*::人間は先天的なものの差は小さいが、その後の教育においてその差が生じる。
 
* ただ女子と小人は、養ひがたきとなす。