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1 行
'''日本ことわざ'''を五十音順に並べています。ただし中国の古典からのものは[[中国の諺]]へ、また、
外国のものの日本語訳などは日本の諺の引用にはならないので入れていません。
__NOTOC__
 
[[#あ行|あ]]
[[#か行|か]]
[[#さ行|さ]]
[[#た行|た]]
[[#な行|な]]
[[#は行|は]]
[[#ま行|ま]]
[[#や行|や]]
[[#ら行|ら]]
 
== あ行 ==
 
=== あ ===
*愛多ければ憎しみ至る
*相碁井目(あいごせいもく)
*[[wikt:挨拶は時の氏神|挨拶は時の氏神 (うじがみ)]]
*:類似:仲裁は時の氏神
*[[wikt:挨拶より円札|挨拶より円札]]
*[[wikt:愛してみれば鼻欠けもえくぼ|愛してみれば鼻欠けもえくぼ]]
*[[wikt:あいだてないはばば育ち|あいだてないはばば育ち]]
*相手変われど主(ぬし)変わらず
*相手のない喧嘩はできぬ
*会うは別れの始め
*[[wikt:青菜に塩|青菜に塩]]
*[[wikt:空樽は音が高い|空樽は音が高い]]
*商いは牛のよだれ
*[[wikt:秋茄子は嫁に食わすな|秋茄子(あきなす)は嫁に食わすな]]
*秋の鹿は笛に寄る
*[[wikt:秋の日は釣瓶落とし|秋の日は釣瓶(つるべ)落とし]]
*空き家で声嗄らす
*諦めは心の養生(ようじょう)
*悪縁契り深し
*[[wikt:悪妻は百年の不作|悪妻は百年の不作]]
*[[wikt:悪事千里を走る|悪事千里を走る]]
*悪事身にかえる
*悪女の深情け
*[[wikt:悪銭身に付かず|悪銭身に付かず]]
*悪に強ければ善にも強し
*朝雨(あさあめ)女の腕まくり
*浅い川も深く渡れ
*朝起きは三文の徳
*朝顔の花一時(いっとき)
*浅瀬に仇波(あだなみ)
*朝題目に夕念仏
*[[wikt:朝の蜘蛛は福が来る|朝の蜘蛛は福が来る]]、夜の蜘蛛は盗人が来る
*麻の中の蓬(よもぎ)
*朝日が西から出る
*薊(あざみ)の花も一盛り
*朝(あした)に紅顔あって夕べに白骨となる
*朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なり
*明日は明日の風が吹く
*[[wikt:足元から鳥が立つ|足元から鳥が立つ]]
*足元に火がつく
*[[wikt:頭隠して尻隠さず|頭隠して尻隠さず]]
*明日のことは明日案じよ
*頭剃るより心を剃れ
*仇(あだ)も情けも我が身より出る
*当たって砕けろ
*[[wikt:当るも八卦当らぬも八卦|当るも八卦当らぬも八卦]]
*[[wikt:暑さ寒さも彼岸まで|暑さ寒さも彼岸まで]]
*暑さ忘れれば陰忘れる
*羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く
*[[wikt:後の祭り|後の祭り]]
*[[wikt:後は野となれ山となれ|後は野となれ山となれ]]
*[[wikt:痘痕もえくぼ|痘痕(あばた)もえくぼ]]
*危ない橋を渡る
*[[wikt:虻蜂取らず|虻蜂(あぶはち)取らず]]
*雨垂れ石を穿つ
*[[wikt:嵐の前の静けさ|嵐の前の静けさ]]
*[[wikt:雨降って地固まる|雨降って地固まる]]
*過ちては即ち改むるに憚(はばか)ること勿れ
*[[wikt:慌てる乞食はもらいが少ない|慌てる乞食はもらいが少ない]]
*鮑(あわび)の界の片思い
*[[wikt:案ずるより生むが易し|案ずるより産むが易し]]
 
=== い ===
*言いたい事は明日言え
*[[wikt:言うは易く行なうは難し|言うは易く行なうは難し]]
*家貧しければ良妻を思う
*家柄より[[芋]]幹
*怒りは敵と思え
*意見と餅はつくほど練れる
*[[石]]に立つ[[矢]]
*[[石]]に[[布団]]は着せられぬ
*[[wikt:石の上にも三年|石の上にも三年]]
*[[wikt:石橋を叩いて渡る|石橋を叩いて渡る]]
*[[wikt:医者の不養生|医者の不養生]]
*いずれ菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)
*居候三杯目にはそっと出し
*[[wikt:急がば回れ|急がば回れ]]
*:柴屋軒[[宗長]]の連歌から。
*一芸は道に通ずる
*[[wikt:一期一会|一期一会]] ([[w:井伊直弼|井伊直弼]]『茶湯一會集』巻頭から)
*[[wikt:一事が万事|一事が万事]]
*一に看病 二に薬
*[[wikt:一年の計は元旦にあり|一年の計は元旦にあり]]
*一姫二太郎
*一[[富士]]二[[鷹]]三[[茄子]]
*一枚の紙にも表裏あり
*[[wikt:一寸先は闇|一寸先は闇]]
*一寸の[[虫]]にも五分の魂
*一葉落ちて天下の秋を知る
*[[wikt:一寸の虫にも五分の魂|一寸の虫にも五分の魂]]
<!-- *一石二鳥 (英語のことわざから) -->
*いつまでも、あると思うな親と金
*いつも柳の下にどじょうはいない
*田舎の学問より京の昼寝
<!-- *犬の遠吠え<負け犬の遠吠え と重複-->
*[[wikt:犬も歩けば棒に当たる|犬も歩けば棒に当たる]]
*命あっての物種(ものだね)
*井の中の[[蛙]](かわず)大海を知らず
*[[芋]]の煮えたもご存じない
*入り鉄砲に出女 (いりてっぽうにでおんな)
*容れ器と人はあるものを使え
*[[wikt:鰯の頭も信心から|鰯(いわし)の頭も信心から]]
*[[wikt:言わぬが花|言わぬが花]]
*言わぬが[[仏]]
 
=== う ===
*飢えに臨みて苗を植える
*[[wikt:魚心あれば水心あり|魚心あれば水心]]
<!-- *烏合の衆 (『後漢書]から) -->
*牛に引かれて善光寺参り
*氏より育ち
*[[wikt:嘘から出た実|嘘から出た実]](まこと)
*[[wikt:嘘吐きは泥棒の始まり|嘘つきは泥棒の始まり]]
*[[wikt:嘘も方便|嘘も方便]]
*独活(うど)の大木
*[[鵜]]の目[[鷹]]の目
*馬には乗ってみよ人には添うてみよ
*[[wikt:馬の耳に念仏|馬の耳に念仏]]
*生みの親より育ての親
*[[瓜]]の蔓に茄子は成らぬ
*噂をすれば影
*:あるいは、噂をすれば影がさす
 
=== え ===
*江戸っ子は五月の鯉の吹き流し
*[[wikt:江戸の敵を長崎で討つ|江戸の仇を長崎で討つ]]
*[[wikt:海老で鯛を釣る|海老で鯛を釣る]]
*縁あれば千里
*[[wikt:縁の下の力持ち|縁の下の力持ち]]
 
=== お ===
*老い木に花
*老いの一徹
<!-- *負うた子に教えられて浅瀬を渡る-----下と重複しますか? -->
*負(お)うた子に教えられる
*[[wikt:鸚鵡よく言えども飛鳥を離れず|鸚鵡(おうむ)よく言えども飛鳥を離れず]]
*大男総身に知恵が回りかね
*傍目八目(おかめはちもく)
*起きて半畳 寝て一畳 天下取っても二合半
*押してもだめなら引いてみろ
*落ち葉を隠すは[[森]]の中
*男心(おとこごころ)と秋の空
*男は度胸、女は愛嬌
*:坊主はお経 - と続けることもある。
*:学生は勉強、山では鶯ホーホケキョ - とさらに続けることもある。
*男やもめに蛆(うじ)がわく
*[[wikt:同じ釜の飯を食う|同じ釜の飯を食う]]
*[[鬼]]に金棒
*踊る阿呆に見る阿呆
*鬼の居ぬ間に洗濯
*鬼の目にも涙
*鬼も十八番茶も出花
*[[wikt:帯に短く襷に長し|帯に短したすきに長し]]
*溺れるものは藁(わら)をもつかむ
*思い立ったが吉日
*親の意見と牛の小便は長いが効かぬ
*親の意見と冷や酒は後で効く
*終わりよければすべてよし
*女心(おんなごころ)と秋の空
 
== か行 ==
 
=== か ===
*飼い犬に手を噛まれる
*灰燼(かいじん)に帰す
*快刀乱麻を断つ
*蛙の面(つら)に水
*顔に泥を塗る
*柿は乞食に剥かせよ瓜は殿様に剥かせよ
*火事と喧嘩は江戸の華
*火事場の馬鹿力
*[[wikt:風が吹けば桶屋が儲かる|風が吹けば桶屋が儲かる]]
*風と女は閉じ込められない
*風の中で育った木は根が強い
*火中の栗を拾う
*勝って兜の緒を締めよ
*[[wikt:河童の川流れ|河童の川流れ]]
<!-- *瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず (『文選』から) -->
*金の切れ目が縁の切れ目
*金持ち喧嘩せず
*[[wikt:禍福は糾える縄の如し|禍福は糾(あざな)える縄の如し]]
*壁に耳あり障子に目あり
*果報は寝て待て
*[[亀]]の甲より年の功
*[[wikt:鴨が葱を背負って来る|鴨が葱を背負って来る]]
*[[鴉|烏]](からす)の行水
*枯れ木も山の賑わい
*彼も人なりわれも人なり
*可愛い(かわいい)子には旅をさせよ
 
*堪忍袋の緒が切れる
 
=== き ===
*聞いて[[極楽]]見て[[地獄]]
*聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
*昨日の敵は今日の[[友]]
*兄弟は他人の始まり
*京に田舎あり
*京の着倒れ、大阪の食い倒れ、江戸の呑み倒れ
*器用貧乏
*清水の舞台から飛び降りる
<!-- *義を見てせざるは勇無きなり (『論語』から) -->
*木を見て森を見ず
 
=== く ===
*食うだけなら犬でも食う
*臭い物にふたをする
*[[wikt:腐っても鯛|腐っても鯛]]
*[[口]]は災いの元
*[[口]]は災いの門
*口も八丁、手も八丁
*苦しい時の神頼み
*紅は園生に植えても隠れなし
*君子危うきに近寄らず
*来るものは拒まず去るものは追わず
 
=== け ===
*芸が身を助けるほどの不仕合せ
*芸は身を助ける(芸は身を助く)
*下戸の建てたる倉も無し
*下衆の後知恵
*下種の逆恨み
 
=== こ ===
*恋に上下の隔てなし
*恋に師匠無し
*郷に入っては郷に従え
*[[wikt:後悔先に立たず|後悔先に立たず]]
*[[wikt:弘法にも筆の誤り|弘法にも筆の誤り]]
*[[空海|弘法]]筆を選ばず
*[[紺]]屋の[[白]]袴
<!-- *[[国士無双]](『史記/淮陰侯列伝』から) - 絶対佳人(ぜったいかじん) -->
*小姑鬼千匹
*子は鎹(かすがい)
*困った時の神頼み
*田作の歯ぎしり(ごまめのはぎしり)
*転ばぬ先の杖
*転んでもただでは起きない
 
== さ行 ==
 
=== さ ===
*才子、才に倒れる
*策士、策におぼれる
*酒一杯にして人酒を飲み、酒二杯にして酒酒を飲み、酒三杯にして酒人を飲む
*酒が酒を飲む・酒酒を飲む
*酒三杯は身の薬
*酒はほろ酔い、花はつぼみ
*酒は詩を釣る色を釣る
*酒は飲むべし、飲まるるべからず
*酒は礼に始まって乱に終わる
*匙を投げる
*[[wikt:猿も木から落ちる|猿も木から落ちる]]
*去る者は日々に疎し
*触らぬ神に祟りなし
*三尺下れば水清し
*[[山椒]]は小粒でもぴりりと辛い
*[[wikt:三人寄れば文殊の知恵|三人寄れば文殊の知恵]]
 
=== し ===
*四海波静か ([[謡曲]]『高砂』から)
*四角い部屋を丸く掃く
*自画自賛
*鹿を追う者は山を見ず
*自業自得
*地獄の沙汰も金次第
*地獄耳
*地震、雷、火事、親父
*児孫の為に美田を買はず
*七転八倒
<!-- *疾風に勁草を知る (『後漢書』から) -->
*死人に口なし
*釈迦に説法
<!-- *[[w:車輪の再発明]] (英語:reinvent the wheel) -->
*十年一日
*十年一昔
*重箱の隅を楊枝で穿る
*[[wikt:十人十色|十人十色]]
*正直者は馬鹿を見る
*小事は大事
*上手の手から水が漏れる
<!-- *少年老いやすく学なりがたし -->
*[[wikt:知らぬが仏|知らぬが仏]]
*白羽の矢が立つ
*沈香も焚かず屁も放らず
<!-- *神出鬼没 -->
 
=== す ===
*水火も辞せず
*好きこそものの上手なれ
*[[雀]](すずめ)百まで踊り忘れず
*捨てる神あれば拾う神あり
*住めば都
*するのは失敗何もしないのは大失敗
*起きて半畳、寝て一畳
*髄の奥から天井をのぞく
*すずめの涙
 
=== せ ===
<!-- *青雲の志 (王勃の文による) -->
*急いては事を仕損じる
<!-- *西洋の館に住み、日本人女性を妻にして、中華料理を食べる<諺・慣用句として普及していない? -->
<!-- *切磋琢磨 (『詩経』から) -->
*背に腹は代えられぬ
*前人の植えた樹
*[[wikt:船頭多くして船山に登る|船頭多くして船山に登る]]
*善は急げ
*千里の道も一歩から
 
=== そ ===
<!-- *滄海の一粟 (蘇軾の詩から) -->
*育ての親より生みの親
*袖すり(振り、触れ、とも)合うも多生の縁
*備えあれば憂いなし
 
== た行 ==
 
=== た ===
*大海の一滴
*大事の前の小事
*[[wikt:大は小を兼ねる|大は小を兼ねる]]
*宝の持ち腐れ
*多芸は無芸
*竹を割った様
*畳と女房は新しい方が良い
*[[wikt:多多益々弁ず|多多益々弁ず]]
*立っている者は親でも使え
*立つ[[鳥]]跡を濁さず
*立て板に水
*[[wikt:蓼食う虫もすきずき|蓼(たで)食う虫も好きずき]]
*立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合(ゆり)の花
*棚からぼた餅
*狸が人に化かされる
*[[旅]]の恥はかき捨て
*旅は道連れ世は情け
*短気は損気
 
=== ち ===
*知恵者一人馬鹿万人
*[[血]]は水よりも濃し
*着眼大局 (碁から)
*仲裁は時の[[氏神]]
*[[wikt:朝三暮四|朝三暮四]]
*長所は短所
*塵も積もれば山となる
 
=== つ ===
*ついた餅より心持ち
*月と鼈(すっぽん)
*月夜に釜を抜かれる
*[[wikt:角を矯めて牛を殺す|角を矯(た)めて牛を殺す]]
*罪を憎んで、人を憎まず
<!--:君子はその罪を惡(にく)んでその人を惡(にく)まずといへば - 『假名手本忠臣藏』大星由良助の台詞
::出典は福音書のイエスの言葉とか老子の言葉と誤解されているが、上記のとおり江戸時代の使用例から下が出典である。なお出典をみればわかるとおり、これは誤訳である。-->
::古之聽訟者 惡其意 不惡其人 - 孔鮒(孔子の子孫九代目)『孔叢子』(刑法論の書)中の[[孔子]]の言葉
::意訳 いにしえの裁判官は、犯罪者の'''犯意'''を悪として裁くのである- これは、罪を犯す意思がない行為を罰しないという現代の刑法と同様の考えである。
*[[爪]]で拾って箕(み)でこぼす
*爪に火を灯す
*爪の垢を煎じて飲む
*[[鶴]]は千年亀は万年
 
=== て ===
*亭主の好きな赤烏帽子
<!-- *泥中の蓮 (『維摩経』から) -->
*敵に塩を送る
*敵を見て矢をはぐ
*木偶(でく)の坊
*鉄は熱いうちに打て
*出る杭は打たれる
*手を拱く (こまぬく、こまねくとも)
<!-- *天長地久 (『老子』から) -->
*天は二物を与えず
<!-- *天は自ら助くる者を助く (英語のことわざから) -->
 
=== と ===
<!-- *頭角を表す (韓愈の文から) -->
*灯台下(もと)暗し
*同病相憐れむ
*豆腐に鎹(かすがい)
*:糠に釘 と続けることもある。
*同類相哀れむ
*遠くの親類より近くの他人
*所変われば品変わる
*年上の嫁は金の草鞋を履いて探せ
*年寄りの冷や水
*飛ぶ鳥跡を濁さず
*:「立つ鳥跡を濁さず」の変形。近年みる形で古いものではない。
*飛ぶ鳥を落とす勢い
*捕らぬ[[狸]]の皮算用
*虎の威を借る狐
*虎は死して皮を残す(「人は死して名を残す」と続けることもある)
*取り付く島も無い
*泥棒にも三分の理あり
*泥棒を捕らえて縄をなう
*:(略)泥縄
*どんぐりの背比べ
*飛んで火に入る夏の虫
 
== な行 ==
 
=== な ===
*無い袖は振れぬ
*泣き面に蜂
*泣く子と地頭には勝てぬ
*泣く子は育つ
*無くて七癖
*[[wikt:情けは人の為ならず|情けは人の為ならず]]
*:[[w:情けは人の為ならず|Wikipedia]]
*[[wikt:為せば成る|為せば成る]]
*:[[上杉鷹山]]が家臣に示した和歌から
*夏の雨は、馬の背を分ける
*七転び八起き
*難波の葦は伊勢の浜荻
*名は体を表す
*怠け者の節句働き
*生兵法は大怪我のもと
*ならぬ堪忍するが堪忍
 
=== に ===
*煮え湯を飲まされる<!-- *煮え湯に水を差す<間違いだと思うので-->
*二階から目薬
*逃がした魚は大きい
*憎まれっ子世にはばかる
*日光を見ずして「結構」と言う勿れ
*二度あることは三度ある
*二[[兎]]を追う者は一兎をも得ず
*女房と畳は新しいほどよい
*鶏は三歩歩くと忘れる
 
=== ぬ ===
*糠(ぬか)に釘
*盗人に追い銭
*盗人にも三分の理
*[[wikt:濡れ手で粟|濡れ手に粟(あわ)]]
*:の掴みどり - と続けることもある。
 
=== ね ===
*[[猫]]に鰹節
*[[wikt:猫に小判|猫に小判]]
*猫にまたたび
*猫の手も借りたい
*猫も杓子も
*:「女子も赤子も」を、「めこもしゃくしも」と読んだことより。
*猫をかぶる
*寝耳に水
 
=== の ===
*能ある鷹は爪を隠す
*残り物には福がある
*喉元過ぎれば熱さを忘れる
*暖簾に腕押し
 
== は行 ==
 
=== は ===
<!-- *肺肝を摧く(くだく) (杜甫の詩から) -->
*馬鹿とはさみは使いよう
*馬鹿の一つ覚え
*恥の上塗り
*八細工七貧乏
*八方塞がり
*初物を食えば七十五日長生きする
*[[花]]より団子
*歯に衣を着せぬ
*早起きは三文の徳
*馬鹿に付ける薬はない
 
=== ひ ===
*引かれ者の小唄
<!-- *日暮れて道遠し (『史記』から) -->
*人の噂も七十五日
*人の口に戸は立てられぬ
*人の振り見て我が振り直せ
*一人口は食えぬが二人口は食える
*人を呪わば穴二つ
*人を見たら泥棒と思え
*[[wikt:火に油を注ぐ|火に油を注ぐ]]
*[[火]]のない所に煙は立たない(火のないところに煙は立たぬ)
*[[wikt:百聞は一見に如かず|百聞は一見に如かず]]
*冷や飯を食わせる
*[[wikt:瓢箪から駒が出る|瓢箪(ひょうたん)から駒]]
*火を見るより明らか
 
=== ふ ===
<!-- *風樹の嘆 (『韓詩外伝』から) -->
*風前のともし火 (『[[座禅三昧経]]』から)
*夫婦喧嘩は犬も食わぬ
*笛吹けど踊らず
*[[wikt:覆水盆に返らず|覆水盆に返らず]]
*武士に二言はない
*武士の情け
*武士は相身互い
*武士は食わねど高楊枝
*[[wikt:豚に真珠|豚に真珠]] <!--(新約聖書『マタイ伝』第7章6節より)-->
*豚もおだてりゃ木に登る
*:[[w:ブタ#ブタの付く諺・慣用句|Wikipedia]]
*袋のねずみ
 
=== へ ===
*臍が[[茶]]を沸かす
*下手な[[鉄砲]]も数打ちゃ当たる
*下手の考え休むに似たり
*下手の横好き
 
=== ほ ===
<!-- *傍若無人 (『史記』から) -->
*[[wikt:坊主憎けりゃ袈裟まで憎い|坊主憎けりゃ袈裟まで憎い]]
*臍(ほぞ)を固める
*仏作って魂入れず
*仏の顔も三度まで
 
== ま行 ==
 
=== ま ===
*蒔かぬ種は生えぬ
*枕を高くして寝る
*負け犬の遠吠え
*負けるが勝ち
*[[馬]]子にも衣装
*:歌舞伎から
*待てば海路の日和あり
*丸い卵も切りよで四角
 
=== み ===
*ミイラ取りがミイラになる
*水の泡となる
<!-- *水は方円の器に随う (『韓非子』から) -->
*三日坊主
*三つ子の魂百まで
*実るほど頭を垂れる稲穂かな
*:詠み人知らずの俳句。
*耳に胼胝(タコ)ができる
*身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ
*:[[空也]]の作とされる和歌から。
*身から出た錆
 
=== む ===
*昔取った杵柄 (きねづか)
*虫のいい
*虫の居所(いどころ)が悪い
*虫の知らせ
*娘十八番茶も出ばな
*:鬼の娘も色気づく - と続けて、[[w:都々逸|都々逸]]の形式にされることもある。
*無理が通れば道理が引っ込む
*無理は三度
*虫も殺さぬいい男
 
=== め ===
<!-- *明鏡止水 (『荘子』から) -->
*明鏡も裏を照らさず
*名物に美味いものなし
*芽が出る
<!-- *目から鱗が落ちる -->
*目くそ鼻くそを笑う
*目は口ほどにものを言う
*目が天
 
=== も ===
*餅は乞食に焼かせよ魚は殿様に焼かせよ
*餅は餅屋
*本木(もとき。幹のこと)に勝る末木(うらき。枝のこと)無し
<!-- *求めよさらば与えられん (『新約聖書』から) -->
*物は試し
*[[桃]]栗三年[[柿]]八年
*:ゆずは九年でなりかかり 梅は酸いとて十三年 - と続けることもある。
*門前市をなす
*門前の小僧習わぬ経を読む
 
== や行 ==
 
=== や ===
*焼き餅焼くとて手を焼くな
*[[wikt:焼け石に水|焼け石に水]]
*焼木杙(やけぼっくい)に火がつく
*[[wikt:安物買いの銭失い|安物買いの銭失い]]
*柳の下にいつも泥鰌(どじょう)はいない
*薮から棒
*薮をつついて[[蛇]]を出す
*:(略)薮蛇
<!-- *病膏肓(やまいこうこう)に入る(『春秋左氏伝』から) -->
*病は気から
*山より大きな猪(しし)は出ぬ
*闇夜に提灯
*闇夜に鉄砲
*闇夜の烏
*焼けぼっ杭に火がつく
*やらぬ善よりやる偽善
 
=== ゆ ===
<!-- *唯我独尊 (『伝灯録』から) -->
*油断大敵
 
=== よ ===
*宵越しの金は持たぬ
*横槍を入れる
*[[葦]]の髄から天井のぞく
*夜目遠目傘の内
*寄らば大樹の陰
*弱り目に祟り目
 
== ら行 ==
 
=== ら ===
*来年の事を言えば鬼が笑う
*楽あれば苦あり
*楽は苦の種 苦は楽の種
 
=== り ===
*良薬は口に苦し
 
=== る ===
<!-- *類は友を呼ぶ (『易経』から) -->
*瑠璃も[[ガラス|玻璃]]も照らせば光る
*[[wikt:類は友を呼ぶ|類は友を呼ぶ]]
 
=== れ ===
*礼も過ぎれば無礼
 
=== ろ ===
*老少不定 (ろうしょうふじょう)
*六十の手習い
*[[wikt:論語読みの論語知らず|論語読みの論語知らず]]
*[[wikt:論より証拠|論より証拠]]
*[[wikt:ローマは一日にして成らず|ローマは一日にして成らず]] <!--[[ラテン語の諺]]-->
 
== わ行 ==
 
=== わ ===
*わざわい転じて福となす
*渡る世間に鬼はなし
*[[wikt:笑う門には福来る|笑う門には福来る]]
*割れ鍋に綴(と)じ蓋(ぶた)
*わわしい女は夫を食う
 
== 外部リンク ==
{{Wikipedia}}
 
[[Category:諺|にほんのことわさ1]]
<!-- interlang links -->