「親鸞」の版間の差分

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正像末和讃からの引用
32 行
 
*煩惱(ぼんのう)具足の凡夫(ぼんぶ)・家宅無常の世界は、萬のこと皆もつて空事・たわごと・眞實(まこと)あること無きに、たゞ念佛のみぞまことにて在(いま)します——後序
 
=== [[w:ja:三帖和讃#正像末和讃|正像末和讃]] ===
*悪性(あくしょう)さらにやめがたし
::こゝろは蛇蝎(だかつ)のごとくなり
::修善(しゅぜん)も雑毒(ぞうどく)なるゆへに
::虚仮(こけ)の行(ぎょう)とぞなづけたる
 
:無慚無愧(むざんむぎ)のこの身にて
::まことのこゝろはなけれども
::彌陀(みだ)の廻向(えこう)の御名(みな)なれば
::功徳(くどく)は十方にみちたまふ
 
:小慈(しょうじ)小悲(しょうひ)もなき身にて
::有情(うじょう)利益(りやく)はおもふまじ
::如来(にょらい)の願船(がんせん)いまさずば
::苦海(くかい)をいかでかわたるべき
 
 
=== 帰されるもの ===