「沖縄の諺」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
rv 113.0.5.91 (トーク) による版 31412 を取り消し
タグ: 取り消し
読みやすいように、読みがなを書き換えました。声門破裂音+鼻音をぅんと表記しましたが、元のんに戻したり、っんなど他の表記を採用したりしてもいいと思います。をぅも同様です。てぃんとうという語は、手元の沖縄語辞典(国立国語研究所刊行)になかったので修正していません。
16 行
*:「急いては事を仕損じる」「急がば回れ」
 
*意地ぬ出じれー 手ー引ち 手ーぬ出じれー 意地引ち(いじぬ んじれー てぃーふぃち てぃーぬ んじれー いじふぃち)
**腹が立ったら手を治めよ、手が出そうになったら怒りを治めよ。
*:糸満・白銀堂の由来で有名な言葉。
22 行
== カ行 ==
 
*[[顔]]貌や 皮どぅやる(かーぎぇー かーどぅやる)
**美貌も一枚の皮に過ぎないという事。
 
32 行
*:「灯台下暗し」
 
*子とや笑われゆしが 銭とや笑わらぬ(くゎとーわらーりーしが、じんとーわらーらん)
**子供とは笑って暮らしてゆけるが、金銭と笑うわけにはいかない。
*:「子は宝」「銀も黄金も玉も何せむに勝れる宝子にしかめやも([[山上憶良]])」
47 行
 
*首里人や揃い揃い、那覇人や汝走い走い、久米村人やくん転ばせ(しゅいんちょーしゅりーじゅりー、なーふぁんちょーなーはいばい、くにんだんちょーくんくるばーしぇー)
**首里人は互いに揃って、那覇人はそれぞれ銘々に走って、久米村人は転ばしあって。
*:協調主義の首里人、個人主義の那覇人、競争主義の久米村人という、それぞれの気質をあらわした言葉。
 
*銭せぞ 銭や儲けらる(じんしどぅ、じのーもきらる)
**銭を儲けるためには元手になる銭が必要だということ。
 
== タ行 ==
 
*人先行じ、人後あびり(ちゅさち んじ、ちゅあとぅ あびり)
**人の先に行き、人の後に言え。
*:(会議・集会などは)人より早く出向き、人よりあとに発言するのが得策だと言う事。
 
*唐や差し傘、大和や馬ぬ蹄、あんせ沖縄や針ぬ先(とーやさしかさ、やまとーんまぬちまぐ、あんしぇーうちなーやはーいぬさち)
**唐は差し傘(ほどの広さとすれば)、大和は馬の蹄ほど、じゃあ沖縄は針の先だ。
*:それぞれの国の広大さを例えたもの。
65 行
== ナ行 ==
 
*寝んとうしぇー 起くさりーしが、寝んたふーなぁや 起くさらん(にんとーしぇー うくさりーしが、にんたふーなーや うくさらん)
**寝ている者は起こせるが、寝た振りは起こせない。
*:「狸寝入り」
71 行
== ハ行 ==
 
*火吹きの目から 天道拝む(ひーふちぬみーから、てぃんとうをぅがむん)
**火吹き竹の小さな目から広大な天空を仰ぐ。
*:「針の穴から天井を見る」
79 行
== ヤ行 ==
 
*やーさ悪心 難儀根性(やーさあくじむ、なんじくんじょ
**空腹は悪心の元、苦労は怒りの元。