「食」の版間の差分

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[[w:食|食]]に関する引用。
 
* 西洋人の家で御馳走になってみ給え、品数が多くって分量の少いことお雛様(ひなさま)のお膳の如し。それにビフテキでもシチュウでも肉が少くって野菜が多い。日本の西洋料理屋ではお客が日本風の暴食連だから肉の分量が少いと小言(こごと)を言う。だから肉沢山の西洋料理が出来る。こんな野蛮的の西洋料理は亜米利加へ往(い)っても欧羅巴へ往っても見られんそうだ。魯西亜(ろしあ)料理のスープへ骨まで盛って来る処が少し野蛮じみて日本風に似ているかもしれない。 -- [[村井弦斎]]『食道楽 春の巻』
* 此の世ありて以来、人は求めて止まざるものあるや久し。而して其の真を求むる心は智識となり、善を求むる心は信仰となり、美を求むる心は芸術となる。其の美若し言語文字となりて現はるれば文学となり、色彩、線、点となりて現はるれば絵画彫刻建築となり、音律となりて現はるれば音楽となり、四肢身体の動作となりて現はるれば舞踊となる。而して美を求むる対象が異性に在れば之を恋愛と云ひ、美を求むる心食味に在る時、之を至味と云ふ。 -- [[木下謙次郎]]『美味求真』
* 洋食に慣れたるものは蛆(うじ)の湧きたるチーズにも其の本味を知り、日本食に慣れたるものはウルカの塩辛(しほから)にも其の美を見出すべし。至味はすべてのものにものに存す。而して其の深浅の別ある、猶シエークスピーアの文を読むに似たり。其の人頭脳深邃(づなうしんすゐ)なるに従つて妙味愈々深きが如く、味覚深きに従つて至味愈々深く之に報ひ、浅きに従つて浅く之に応ず。 -- [[木下謙次郎]]『美味求真』
 
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