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== 和歌 ==
*[[春]]の苑紅にほふ[[桃]]の花下照る道に出で立つ乙女
::春苑 紅尓保布 桃花 下<照>道尓 出立嬬 --『萬葉集』巻十八。
 
*うらうらに照れる春日に[[雲雀]]上がり心かなしもひとり思へば
::宇良々々尓 照流春日尓 比婆理安我里 情悲毛 比<登>里志於母倍婆 --『萬葉集』巻十九。
 
*珠州の海に[[船出|朝びらき]]して漕ぎ来れば長浜の浦に[[月]]照りにけり
::珠洲能宇美爾 安佐比良伎之底 許芸久礼婆 奈我波麻能宇良爾 都奇底理爾家里 --『萬葉集』巻十七。
::『万葉集』巻十七。
 
*かささぎのわたせる橋におく霜のしろきをみれば夜ぞふけにける
::新古今和歌集
**かささぎのわたせる橋におく霜のしろきをみればよはふけにけり
::『万葉家持集』巻十七
*鵲の渡せる橋に置く[[霜]]の 白きを見れば[[夜]]ぞふけにける
::『小倉百人一首』。
 
*御食つ国志摩の海人ならし真熊野の 小舟に乗りて沖へ漕ぐを見ゆ
:: 御食國 志麻乃海部有之 真熊野之 小船尓乗而 奥部榜所見 --『萬葉集』
 
*新しき年の始の[[正月|初春]]の今日降る雪のいや重け壽詞
::新年乃始乃 波都波流能 家布敷流由伎能 伊夜之家餘其謄 --『萬葉集』巻二十(萬葉集巻末の歌)
 
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