「和泉式部」の版間の差分
日本の平安時代の歌人。橘道貞の妻(のち破綻)。のち為尊親王と熱愛(勘当)。のち敦道親王の召人(子に永覚(岩蔵の宮、石蔵宮))
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2005年2月24日 (木) 19:24時点における版
和泉式部
『後拾遺和歌集』収録歌
- 黒髪のみだれもしらずうちふせばまづかきやりし人ぞ恋しき
- 涙川おなじ身よりはながるれど恋をば消たぬものにぞありける
- 世の中に恋てふ色はなけれどもふかく身にしむものにぞありける
- あらざらんこの世のほかの思ひ出に今一たびの逢ふこともがな
- 『小倉百人一首』にも収録。
- 物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂かとぞみる
- 今はただそよそのことと思ひ出でて忘るばかりの憂きこともがな
- はかなしとまさしく見つる夢の世をおどろかで寝る我は人かは
その他
- 枕だにしらねばいはじ見しままに君かたるなよ春の夜の夢
- 『新古今和歌集』収録。『和泉式部続集』では、第四句を「君にかたるな」とする。
- 夢にだに見で明かしつる暁の恋こそ恋のかぎりなりけれ
- 『新勅撰和歌集』収録