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==[[w:斎藤茂吉|斎藤茂吉]](1982-1953) ==
明治時代日本の歌人。
 
=== 『赤光』 ===
*:連作====「死にたまふ母」より抜粋====
*かんぞうの小さき萌をみてをれば胸のあたりがうれしくなりぬ
*はるばると藥をもちて來しわれを目守りたまへりわれは子なれば
*死に近き母に添寢のしんしんと遠田の[[蛙|かはづ]]天に聞ゆる
*我が母よ死にたまひゆく我が母よ我を生まし乳足(ちた)らひし母よ
*のど赤き[[燕|玄鳥]](つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根の[[母]]は死にたまふなり -- [[斎藤茂吉]]
*:連作「死にたまふ母」より抜粋
 
=== 他の歌集 ===
*朝あけて船より鳴れる太笛のこだまはながし竝(な)みよろふ山
**『あらたま』
***長崎医専教授として赴任した長崎の印象。『あらたま』の巻末歌。
 
*ただひとつ惜しみて置きし白桃のゆたけきを吾は食ひおはりけり
*[[Category:歌人|さ 斎藤茂吉]]
**『白桃』
 
*最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも
**『白き山』
 
*最上川の上空にして残れるはいまだうつくしき虹の断片
**『白き山』
 
*[[Category:歌人|さいとう 斎藤茂吉]]