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2005年7月11日 (月) 11:28時点における版
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from額田王、月、斎藤茂吉、日本の諺、世阿弥、松尾芭蕉、夜
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(相違点なし)
2005年7月11日 (月) 11:28時点における版
船
に関する引用句、諺。
引用句
熟田津に
船
乗りせむと
月
待てば
潮
もかなひぬ今は漕ぎ出でな-
額田王
熱田津爾船乘世武登月待者 潮毛可奈比沼今者許藝乞菜 --『萬葉集』巻の一
熟田津は現在の道後温泉。当時は海港であった。
天
の海に
雲
の波立ち月の船
星
の林に漕ぎ隠る見ゆ
天海丹 雲之波立 月船 星之林丹 榜隠所見--
柿本人麻呂
『
万葉集
』
朝あけて船より鳴れる太笛のこだまはながし竝(な)みよろふ山 -
斎藤茂吉
『あらたま』
長崎医専教授として赴任した
長崎
の印象。『あらたま』の巻末歌。
高砂や 此(この)浦舟に帆をあげて 此浦舟に帆をあげて
月
もろともに出でしほの 波の淡路の島陰(かげ)や 遠く鳴尾の沖すぎて はや
住の江
に着きにけり。はや住の江に着きにけり。-
世阿弥
『高砂』
おもしろうてやがて悲しき
鵜
舟かな -
松尾芭蕉
『曠野』
細草微風の岸 危檣独夜の
舟
星
垂れて平野闊く
月
湧きて
大江
流る --
杜甫
『旅夜に懐を書す』
細草微風岸 危檣独夜舟
星垂平野闊 月湧大江流 『旅夜書懐』
諺
船頭多くして船山に登る-
日本の諺