「辞世の句」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
+1吉田松陰より
編集の要約なし
11 行
*いでていなば主なき宿と成ぬとも 軒端の[[梅]]よ[[春]]をわするな -[[源実朝|源實朝]]
 
*[[秋]]を待たで葛原岡に消える身の[[露]]のうらみや世に残るらん -[[日野俊基]]
*:[[w:元弘の変]]にて処刑
 
*[[五月雨]]は露か[[涙]]か[[時鳥|不如帰]]我が名をあげよ[[雲]]の上まで -[[足利義輝]]
 
*[[極楽]]も[[地獄]]も先は有明の[[月]]の心に懸かる[[雲]]なし -[[上杉謙信]]
 
*おのづから枯れ果てにけり草の葉の主あらばこそ又も結ばめ -諏訪頼重
40 行
*:豊臣秀次の側室
 
*この頃の厄妄想を入れ置きし鉄鉢袋今破るなり -[[佐々成政]]
 
*嬉やと 再び覚めて 一眠り 浮世の夢は 暁の空 -[[徳川家康]]
46 行
*碁なりせば劫(コウ)なと打ちて生くべきに[[死]]ぬるばかりは手もなかりけり -本因坊 算砂(ほんいんぼう さんさ)
*曇りなき心の月を先だてて浮世の[[闇]]を照してぞ行く -[[伊達正宗]]
 
*[[風]]さそふ[[花]]よりもなほ我はまた[[春]]の名残を いかにとやせん -朝野長矩
62 行
*世の中の厄をのがれてもとのまま帰るは[[雨]]と土の人形 -[[曲亭馬琴]]
 
*人魂で行く気散じや夏野原 -[[葛飾北斎]]
 
*東路(あづまぢ)に筆をのこして[[旅]]の[[空]]西のみくにの名所を見む -[[歌川廣重]]
*この世をばどりゃお暇(いとま)に線香の煙とともに 灰(はい)左様なら -[[十返舎一九]]
73 行
**処刑直前に認めた辞世。
*きのふみし夢は今更引かへて[[神戸]]が宇良に 名をやあげなむ -[[瀧善三郎]]
*:[[w:神戸事件]]の責任をとって切腹
80 行
*都々逸も うたいつくして三味線枕 楽にわたしはねるわいな - [[都々逸坊扇歌]]
*よしや身は[[北海道|蝦夷]]が島辺に朽ちぬとも魂は東の君やまもらむ -[[土方歳三]]
 
*動かねば闇にへだつや花と[[水]] -[[沖田総司]]
*君が為尽くす心は水の泡消えにし後は澄み渡る空 -[[岡田以藏]]
*ただ皇天后土のわが心を知るのみ -[[江藤新平]]
*うつし世を[[神]]さりましし大君のみあとしたひて我はゆくなり -[[乃木希典]]
135 行
::ネルソン最後の言葉
 
* フランス軍の先頭に…… -[[ナポレオン・ボナパルト]]
:末期の言葉。皇后ジョセフィーヌの名を呼んだという異説もある。