遍昭
日本の僧侶・歌人
遍昭(へんじょう)。遍照とも表記。816年-890年。平安時代初期の歌人。俗名は良岑宗貞(よしみねのむねさだ)。六歌仙、三十六歌仙の一。素性法師は子。
遍昭からの引用
編集古今和歌集
編集- あまつかぜ雲のかよひぢ吹きとぢよ乙女のすがたしばしとどめむ
- 小倉百人一首にも採られる。
- はちす葉のにごりにしまぬ心もてなにかは露を玉とあざむく
- みな人は花の衣になりぬなり苔のたもとよかわきだにせよ
- 仁明天皇の喪が明けた報に接して。
遍昭に関する引用
編集- かくしつつとにもかくにも永らへて君がやちよにあふよしもがな --光孝天皇
- 古今和歌集に収録。詞書「仁和の御時、僧正遍昭に七十の賀たまひける時の御歌」。