陳勝(ちんしょう ?-紀元前209年)は、秦末の農民反乱指導者。群雄の一人。
賦役人夫の護送中大雨で立ち往生の末、到着遅延による処刑を畏れて護送役人を斬り、呉広と共に集団を煽動して自立する。後に戦国七雄の楚王の子孫を僭称し、中国大陸初の農民反乱からの政権張楚を起こす。しかし、次第に傲慢になり、その最期は御者の荘賈に寝首を掻かれるという哀れなものだった。
- 燕や雀のような小さな鳥(のような小人物)にどうして鴻鵠(大人物)の志がわかろうか。
- 燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや
燕雀安知鴻鵠之志哉
- 王や諸侯、将軍、宰相には生まれながらの血筋によってなるのではない。(血筋に関係なくなることができる。)