Wikiquote・トーク:投稿ブロックの方針
ブロック期間
編集現在再建中の JAWikt の方針の議論の参考にと、JAWP のw:Wikipedia:投稿ブロックの方針を読み直していて、共有しなかった部分でもれがあるということに気がつきました。
日本語版ウィキペディアにはブロック期限の設定があるのですが、この部分は共有しなかった部分なので、結果として、ウィキクォートにはブロック期限についての規定がほとんどないということになっています。
もう少し詳細にご説明します。いま決まっているのは
- 即時ブロックは1週間(7日間)以内とする。
- 7日間以上のブロックは全員一致でなければ行わない。(明記していませんが、論理的にはそうなると考えます)。
- 悪質な投稿などには、即時ブロックであっても、無期限を含むブロックをほどこすことができる。
このくらいです。 それで、JAWP 以下のような規定がありますが、いまのところ JAWQ にはこうした規定はありません。
投稿ブロックの期間としては、概ね下記の期間から必要に応じて管理者が選んで設定するものとします。これらは行為の重大性や緊急性によって判断するものとし、合意にいたる期間中に任意のユーザーから提案をしても構いません。
* 24時間 : 主として投稿ブロック対象行為を中断させて対話に持ちこむため * 7日間 : 著作権侵害の確認など時間を要するもの * 無期限 : 悪質な妨害や荒らし
それでこうしたことを少し決めたほうがいいのかなとも思いました。もちろん、そのつど話して決めようというのならそれはそれで結構です。
それで、他プロジェクト(他の言語のウィキペディアやあるいはメタウィキ)でのブロック方針とその実際の運用についても私自身少し理解が深まりましたので、すこしまとめておきたいと思います。これは少し長くなりますし、他のプロジェクトでも考察の参考に使える材料だろうと思うので、ML に出そうと考えています。上の件ともどもよろしくお願いします。--Aphaia | WQ2翻訳中 | 会話 2005年2月28日 (月) 09:35 (UTC)
変更の提案
編集二三変えた方がいいのではないかと思う点が出てきました。検討をお願いします。
- 「ログインユーザに対するブロックは、期限にかかわらず審議の上で行います。現在のところは当の本人をのぞく全員一致で決めます。ただし、後述するように、明らかかつ反復性のある荒らし行為やいたずらの場合を除きます。」の文面の変更
- やや論理の流れが悪いように感じました。同じ構造の文がウィキペディアで誤解を招いたこともあるので、先に除外条件を出した方がよいかと思うようになりました。変更後は次のとおりです:
- 「明らかかつ反復性のある荒らし行為やいたずらの場合を除き、ログインユーザに対するブロックは、期限にかかわらず審議の上で行います。現在のところは当の本人をのぞく全員一致でブロックを行うかどうか決めます。」
- ブロック期間の見直し:
- ブロック期間については即時ブロック以外規定がありません。これを当座以下のようにすることを提案します。
- 無期限のブロックはコミュニティでの合意を得た場合のみ行なう。
- 有意な履歴をもつログインユーザに対しては、ブロックの期間は1年を越えないものとする。ただしコミュニティが合意したときを除く。
- 匿名投稿へのブロックの期間は、1年を越えないものとする。
- これは、あるアドレスがそう何10年もつかわれるとは考えがたく、そのアドレスから投稿する可能性のある他のユーザの不利益に配慮してのことです。
- 明らかな荒らし投稿のみを行なうログインユーザは、無期限のブロックの対象となりうる。これは前述のように、コミュニティでの合意を必要とする。
ご検討をよろしくお願いします。--Aphaia | WQ2翻訳中 | 会話 2005年3月12日 (土) 15:17 (UTC)
上の件は3ヶ月たちましたが、特に反対がないため、もうしばらく待ってから、取り込む方向で考えたいと思います。ただ、英語版プロジェクトと比較すると「無期限はコミュニティの賛成があるときのみ」というのは舌足らずだなと思いました。英語版ですと
- Jimmy Walesの決定
- 理事会の決定
- コミュニティの決定(Arbcomを含む、WikipediaではArbcomのみ、Wikiquoteではここは策定中)
となります。プロジェクトの性格上、財団の介入がありえることは明確にしておくべきかと思います(めったにあることではありませんが、書かないことで誤解を招くのは適切でないように思います)。ですので、この点は明確にしておくのがよいかと思います。
一方ブロック審議の終了条件が明確でないことが改めて読み直して気になりました。 いちおう
- ブロックの審議は原則1週間とする。ただしこのことは審議の対象となるユーザへの即時ブロックを妨げません。
とあって「1週間」ということが目安になっていますが、いつ終了するということが明確でないように思います。そこで
- 依頼の審議は、所定の審議期間を満了したのち、かつ管理者による対処の報告または終了宣言があったときに終了する。
- 対処の報告には審議中の即時ブロックの報告を含まない。
- 所定の審議期間を満了し、ブロックするとの合意が形成されていないとき、または依頼時と事情が変わるなどブロックの必要性が認められないときには、管理者は依頼審議の終了を宣言することができる。
- 所定の期間を満了し、かつ対処についての合意が形成されていないとき、管理者は1回限り審議期間を延長することができる。審議の延長は原則3週間を超えないものとする。
というのはいかがでしょうか。--Aphaia | WQ2翻訳中 | 会話 2005年6月23日 (木) 21:55 (UTC)
- 一部訂正。
- 最後の条項は別案として「管理者は審議期間を延長することができる。審議の延長は原則として、依頼の時点から起算して1ヶ月を超えないものとする。」を付記しておきます。--Aphaia | WQ2翻訳中 | 会話 2005年6月24日 (金) 09:04 (UTC)
- とくにどなたからもご意見はありませんでした。今後、1週間の間にとくに反対がなければ上の文案を反映させたいと思います。
ブロック対象の明記
編集形式的には条項の新設になりますが、ブロック対象となる行為の1項として「オープンプロクシ」を独立させることを提案します。これは現在、最大で無期限の「即時ブロック」の対象に含まれています。 あたらしい規定では
- オープンプロクシ、匿名プロプロクシは、荒らし行為に対しISPに対して対処を求めることを困難にするため、発見次第無期限のブロック対象とする。
- 一部のオープンプロクシは利用者:SORBS DNSBLにより自動でブロックされる。
の二点を明記することを考えています。
なお、オープンプロクシについては、コミュニティの方針とは独立に、開発者側で一律にブロックをしていることが知られています。それで、
- 方針には、これはコミュニティとしての方針であり、サイト運営者(財団、システム管理者)がこれと別の判断でブロックを行う場合がある。
- オープンプロクシの項にそのことを特記する。
の片方あるいは両方をしたほうがいいかなとも思います。
ご意見をよろしくお願いします。--Aphaia | WQ2翻訳中 | 会話 2005年7月3日 (日) 04:15 (UTC)