アウグスティヌス
弁論術者、キリスト教神学者、北アフリカのヒッポの司教。カトリック・東方正教会などで聖人。
『告白』
編集- では時間とは何か。私に誰も問わなければ、私は[時間とは何かを]知っている。しかし[時間とは何かを]問われ、説明しようと欲すると、私は[時間とは何かを]知らない。 --第11巻第14節
- quid est ergo tempus? si nemo ex me quaerat, scio; si quaerenti explicare velim, nescio.
- 神よ、私に貞潔さと堅固さをおあたえください。ですが、いますぐにではなく。
- 取って読め。
- Tolle, lege.
- アウグスティヌスがキリスト教に回心するときに聞いた言葉。
英語から重訳
- 主よ、あなたが我々をお造りになりました。ゆえに我々の心はあなたのうちに憩うまで休まらない。
- 古くまた新しい美よ、私はあなたを愛することを遅く知った。
- 神への呼びかけ。
帰せられるもの
編集- 知解するために私は信じる。
- credo ut intelligam.
- わたしたちのうちひとりしかいないかのように、神はわたしたちみなを愛す。
- 神は風を備える、だが人が帆をあげなければならない。
- 愛に満たされるものは神ご自身に満たされる。
- 愛は魂の美である。
- ある友人がいなくて寂しいと思う限り、私は友人に私がいないことを寂しがってほしいと思う。