マルクス・ユニウス・ブルートゥス
マルクス・ユニウス・ブルートゥス(Marcus Junius Brutus、紀元前85年 - 紀元前42年)紀元前1世紀頃のローマの政治家。ガイウス・ユリウス・カエサルの暗殺に加わる。のちに政争に破れ、自殺した。英語読みでブルータスとも。
引用
編集- 諮るは長くせよ、行うは遅くせよ、終わりを思え。
- Your councils be long, your doings be slow, consider the end. -- tr.John Dryden
- プルタルコス『対比列伝』「ブルートゥスの生涯」
ブルートゥスに関する引用
編集- ブルータス、おまえもか。 --ウィリアム・シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』第3幕第1場
- Et tu, Brute?
- 暗殺の際、実際にカエサルが口にした語については議論がある。ガイウス・ユリウス・カエサル#カエサルのものとされるが正確さまたは確からしさに欠けるものを参照。
- さらば、善良なストレイトー。シーザーよ、いまこそ安かれ。私はこの男の半分ほどの善意もなくお前を刺したのだ。--ウィリアム・シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』第5幕第5場
- Farewell, good Strato. — Caesar now be still: I kill'd not thee with half so good a will. -- Shakespeare, Julius Caesar, V.v.
- 『ジュリアス・シーザー』におけるブルータスの臨終の言葉。ブルータスは自らの従僕ストレイトーに持たせた剣に身を投げかけて死ぬ。