村上天皇 (むらかみてんのう、926年 - 967年)は平安時代の天皇。
- 逢坂もはては行き来の関もゐず尋ねて訪ひこ来なば帰さじ -- 『榮花物語』巻第一「月の宴」
- あうさかも はてはいききの せきもいず たずねてといこ きなばかえさじ
- あうさかも はてはいききの せきもいず たずねてといこ きなばかえさじ
- 合わせると・・「あはせたきものずこじ」 濁点を取ると、「あはせたきものすこし」。
- 意味は「合わせ焚き物(調合したお香)を少し下さいな」という意味。
- 清少納言三巻本系『枕草子』
- 村上の前帝の御時に 雪のいみじうふりたりけるを 様器にもらせ給ひて、梅の花をさして 月のいとあかきに 村上のみかど「これに歌よめ。いかゞいふべき」と兵衞の藏人に給はせたりければ、「雪月花の時」と奏したりけるをこそ、いみじうめでさせ給けれ。