「宮沢賢治」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
71 行
 
*どうか[[神]]さま。私の[[心]]をごらん下さい。こんなにむなしく[[命]]をすてずどうかこの次にはまことのみんなの[[幸福|幸]](さいわい)のために私のからだをおつかい下さい。
 
*「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸(さいわい)のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」</br>「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙がうかんでいました。
 
===眼にて云ふ===