荊軻(生年不明‐紀元前227年)は中国戦国時代末期の刺客。

引用

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  • 蕭々しょうしょうとして易水寒し。壮士ひとたび去ってかえらず。
    風蕭蕭兮易水寒,壯士一去兮不復還。
    風が寂しく吹いて易水は寒い。私はこのたび去って再びは還りません。
    • 『史記』「刺客列伝」
    • 荊軻が燕太子丹の命を受け、秦王(後の始皇帝)暗殺に旅立つ際、詠んだ詩。

荊軻に関するもの

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  • 荊軻の魂はこの世を去ったが、その名は後世に残っている。--「荊軻を詠む」陶淵明
    心知去不歸/且有後世名
  • 此の地で荊軻はえんの丹にわかれた。その時、血気盛んな荊軻の髪は冠を衝いていた。その頃の人々はすでに、この世の人でないが、今なお易水は寒々と流れている。
    此地別燕丹/壯士髪衝冠/昔時人已沒/今日水猶寒 --「易水送別」駱賓王


 
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