豊臣秀吉
日本の戦国~安土桃山時代の武将、大名
とよとみ ひでよし。戦国時代末期から安土桃山時代に活躍した武将、大名。
- 露とほき露ときえぬる我が身かな難波のことも夢のまた夢
- 露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢
- 露と落(おち)露ときえぬる我身かな 難波のことも夢の世の中 -- 靜山松浦清『甲子夜話』巻二十三〔二〕(松浦静山著、中村幸彦 中野三敏 校訂『甲子夜話』2、東洋文庫 314、平凡社 、昭和52年)
- 文禄三年、豊臣秀吉公母堂三回忌に因て高野に登嶺あり。公卿雲客武家扈従す。
- 秀吉
- なき人の形見の髪を手にふれて
- つゝむに余る涙かなしも
- -- 靜山松浦清『甲子夜話』巻二十三〔二〕(松浦静山著、中村幸彦 中野三敏 校訂『甲子夜話』2、東洋文庫 314、平凡社 、昭和52年)
豊臣秀吉に関する言及・仮託・引用
編集- 夜話のとき或人の云けるは、人の仮托に出る者ならんが、其人の情実に能く恊へりとなん。
郭公を贈り参せし人あり。されども鳴かざりければ、
(中略)
鳴かずともなかして見せふ杜鵑 豊太閤
(後略)
-- 靜山松浦清『甲子夜話』巻五十三〔八〕(松浦静山著、中村幸彦 中野三敏校訂『甲子夜話』4、東洋文庫 333、平凡社 、昭和53年)
- 大師は弘法に取られ、太閤は秀吉に取られ。--作者不詳