小泉進次郎
日本の政治家 (1981-)
小泉進次郎は日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員。小泉純一郎は実父。
発言録
編集- プラスチックの原料って石油なんですよ!意外に知られていないですけど。石油の色も臭いもないから分からないと思うのですが、石油って化石燃料なんです
→J-WAVE「Jam The World」2021年3月19日放送分で、使用削減を目指したレジ袋やプラ製スプーン有料化について。ちなみに原油は黒褐色
- 総理が盛んに言っているのは「前例踏襲の打破」。今まで当たり前に続いて来たものを一度立ち止まってこのままでいいのか、見直すべき点があるのか。問題提起される姿勢は否定されるものではない
→日本学術会議が推薦した新会員候補6人が拒否された問題について。“論点ずらしだ”と批判されている
- 地球規模の課題を解決する “小さなこと” がレジ袋チャレンジだ
→2020年6月25日の「みんなで減らそう レジ袋チャレンジ」発足式で
- 環境省として何が出来るか早急に見極めるためサンゴ礁生態系、油回収の専門家、環境省職員を現地に派遣する方向で調整している。モーリシャスはサンゴ礁などの生物多様性の宝庫だ。事態への対処を全力でサポートして行きたい。当事者である日本企業は元より環境省としても他人事でなく、傍観してはならないと考えている
→貨物船「わかしお」の座礁・燃料流出事故について、事故から1週間後に
- 今のままではいけないと思います。だからこそ、日本は今のままではいけないと思っている。
- コロナウイルス感染症の危険にさらされながら業務をこなすごみ収集作業員の皆さんに向けて、ゴミ袋に感謝のメッセージを書きませんか。感謝の輪に加わって頂けたらありがたい。作業員の方々に大いに励みになる。
- 反省しているんです。ただこれは、私の問題だとは思うが、“反省していると言いながら、反省している色が見えない”というご指摘は、私自身の問題だ、と反省している。
- ――環境省は半年から1年かけて、化石燃料脱却へどのように取り組むのか
- 「減らす」
- ――どのように
- 「……環境省にとどまらず、政府として減らそうと話し合っている。気候変動のような大きな問題に取り組むことは、楽しいはずなんです。とてもクールでセクシーであるはずなんです」
- ――汚染水の海洋放出に関して、韓国が懸念を表明している。風評被害を助長することになりかねないと思うが、大臣の受け止めは?
- 「小名浜の地元の組合長に、一緒にノドグロを食べましょうと。その時の喜んだ顔、うれしかったですね」
- これは福島県民の皆さんとの約束だと思います。その約束は守るためにあるものです。全力を尽くします。私の中で30年後を考えた時に、30年後の自分は何歳かなと発災直後から考えていました。だからこそ私は健康でいられれば、30年後の約束を守れるかどうかという、そこの節目を見届けることが、私はできる可能性のある政治家だと思います。
→福島県の除染によって生じた、低レベル放射性廃棄物について
- 汚染は人類の責任としてなくさなければならない。レジ袋の有料化をはじめ、消費者、産業界、自治体、国のオールジャパンの取り組みにつながるよう全力を尽くす
→2019年10月7日の初答弁で
- 驚きはない。受賞理由を聞いて私が演説で発信した効果だと思った。的確に国際社会に発信できていると思う
→2019年COP25で「化石賞」を授賞されたことについて
- 政治の世界って私からすれば戦場。いつ命を落とすか分からないっていうかね。殺るか殺られるか。そういった部分は権力闘争の中で避けられない部分があって、常にどこかこわばって、緊張感を持って、警戒心を解かず、まるで寝る時もいつも鎧を着たまま寝ているというかね、そういった環境がずっと続いてきて、でも不思議と彼女といると、この場所は鎧を脱いでいいんだな、武器を置いていいんだな、無防備でいいんだ、そういうふうに思えたのは理屈を超えたんだと思う
→滝川クリステルとの結婚を発表した際に記者会見で
- 退院後、リモートワークができているおかげで、公務もリモートでできるものができたというのは、リモートワークのおかげですから。それも非常に良かったことだと思っています
→2021年5月、虫垂炎緊急手術後の公務復帰会見で
論評
編集- 以前、進次郎さんに関する著作や発言をほぼすべて確認したのですが、批判する場所が一か所もなかった。内容がゼロだから批判しようがない。「砂糖は甘いんです。僕は昔からそう思っている」みたいなことを遠くを見つめながら言う。政治家にはあまり向いていないと思います。
適菜収より
- 『約束』『節目』『可能性』など、夢のあるような、誠実そうな言葉が並びますが、現実感がない。だからネット上で、『ポエム』と揶揄されてしまった。『具体的に』と聞かれているのに、答えに具体性がまったくなく、コミュニケーションとして成立していません。大臣は、具体的な案について明言できないときもあります。しかし、こんな回答ばかりでは、『逃げ』『ごまかし』と、とらえられても仕方ありません。
齋藤孝より