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杜甫 先天元年(712年)- 大歴五年(770年)編集

盛唐の詩人。後世詩聖とあがめられる。

曲江二首編集

  • 一首

一片花飛減却春

風飄萬點正愁人

且看欲盡花經眼

莫厭傷多酒入脣

江上小堂巣翡翠

苑邊高塚臥麒麟

細推物理須行樂

何用浮名絆此身

  • ニ首

朝囘日日典春衣

毎日江頭盡醉歸

酒債尋常行處有

人生七十古來稀

穿花蛺蝶深深見

點水蜻蜓款款飛

傳語風光共流轉

暫時相賞莫相違

春望編集

國破山河在

城春草木深

感時花濺涙

恨別鳥驚心

烽火連三月

家書抵萬金

白頭掻更短

渾欲不勝簪

旅夜書懷 旅夜に懐を書す編集

細草微風の岸 危檣独夜の舟 星垂れて平野闊く 月湧きて大江流る
名は豈に文章もて著れんや 官は応に老病にて休むべし 飄飄何の似たる所ぞ 天地の一沙鴎

細艸微風岸 危檣獨夜舟
星垂平野闊 月湧大江流
名豈文章著 官因老病休
飄飄何所似 天地一沙鷗

前出塞詩(その六)編集

弓挽く當に強きなるすべし 箭用う當に長きなるすべし
人殺す先ず馬射よ 賊擒む先ず王擒めよ
殺人また限りが有り 列國自ずと疆有り
陵侵す制へ能ければ 多き殺傷が在らず

挽弓當挽強,用箭當用長。
射人先射馬,擒賊先擒王。
殺人亦有限,列國自有疆。
苟能制侵陵,豈在多殺傷。