石原慎太郎
日本の作家、政治家、第14~17代東京都知事 (1932-2022)
石原慎太郎(1932年9月30日 - 2022年2月1日)は、小説家・政治活動家。1972年12月から1995年4月まで、また2012年12月より2014年12月まで衆議院議員。1999年から2012年まで東京都知事。
発言
編集- いじめっ子に育てよ
- 犯罪は許せないが仕方のないことを教えよ
- 暴力の尊厳を教えよ
- 子供に酒を禁じるな
- 子供の不良性の芽を摘むな
- ものを壊すことを押さえるな
- 親は一番軽蔑する人間の話をしろ
- 子供に戦争は悪いものだと教えるな
- 子供を殴ることを恐れるな
- 教育は体罰だ
- 自身の教育論
- 優勝者のための国旗掲揚で国歌の吹奏をとりやめようというブランデージ提案に私は賛成である。(中略)私は以前、日本人に稀薄な民族意識、祖国意識をとり戻すのにオリンピックは良き機会であるというようなことを書いたことがあるが、誤りであったと自戒している。民族意識も結構ではあるがその以前に、もっと大切なもの、すなわち、真の感動、人間的感動というものをオリンピックを通じて人々が知り直すことが希ましい。
- 「人間自身の祝典」、読売新聞1964年10月11日付
- 敬愛する久保木(修己)先生……私は同志として選挙運動を助けてもらいましたが、こんなに立派な青年が今の日本にいるのかと思った
- 1974年5月17日、世界基督教統一神霊協会(現・世界平和統一家庭連合)主催「『希望の日』晩餐会」で来賓代表として挨拶
- 堀江クンの世界一周は、ヨット仲間の常識からいってウソなんだ。絶対やっていないよ。あのときつかったヨットではあんな短期間に世界一周ができるはずはないんだ。彼のほかにも、イギリスのロビン・ノックスが312日間、チャイ・ブロイスは――
- 週刊プレイボーイ1975年11月25日号
- 戸塚氏とそのスタッフのコーチたちが、あくまで善意で行っていた情緒障害者の治療の中で起こした死亡事故の責任を問われる、という裁判の中で、かくも長期に亘って拘禁を強いられている訳は、つまり、彼が、起訴事件の有罪率九九・八%という日本の現行の裁判の流れに抵抗し、もっと開かれた、公正な、つまり新刑事訴訟法の精神にのっとった民主的な裁判を受ける権利を主張しているからに他ならない。(中略)検察が無理をした理由は、マスコミ、特に大新聞がこぞってこの問題をヒステリックに書きたて、今までの半信半疑の姿勢から一転して、戸塚ヨットスクールを、入校を強制させられた情緒障害児たちを趣味的にいびる鬼コーチたちによって監視された、アウシュヴィッツのような施設として大衆に印象づけたせいに他ならない。(中略)ノーべル賞学者の動物行動学の始祖コンラート・ローレンツは、動物の子供たちに対するしつけの習慣や、動物の群れの中でも他よりたくましく賢く強く成長していく例を観察しながら、人間の健全な成長に関して、極めて示唆に富んだ意見をのべている。「真の苦しみに立向い、それを克服しなければならなくなった時はじめて、そしてさらに、それをなしとげた時一層、人間は、人生は生きる価値のあるものだということを発見する。その発見によって、人生ははじめて、彼自身のものとなる」そして、「現代に数多い、人間の無気力化の徴候の克服は、その人間を、非人間的環境がもたらす苦しみの中に陥らせることだ」とも。これは戸塚ヨットスクールが行っていた訓練が目指していたものと完全に一致している。
- 新潮1985年7月号 自身の設立した戸塚ヨットスクールでの訓練生に対する体罰・監禁により起した複数の死亡・行方不明事件で実刑に処せられた戸塚宏を正当化して。なお石原は、戸塚ヨットスクールを支援する会の会長を務めている
- 私は石原裕次郎の兄です。私は都民と国民を代表して革命を進めていきたい。
- 1999年、都知事選に出馬した際の第一声
- 新しい憲法をつくったら自衛権だってきちんと定義できる。ぼくなんかが思うのは、日本は世界一の防衛国家になったらいい、と。そして世界一優秀な戦闘機をつくってどんどん外国に売ったらいいんだ。
- 『SAPIO』1999年(平成11年)8月25日・9月5日号、小林よしのりとの対談で。
- 今日の東京をみますと、不法入国した多くの三国人、外国人が非常に凶悪な犯罪を繰り返している。もはや東京の犯罪の形は過去と違ってきた。こういう状況で、すごく大きな災害が起きた時には大きな大きな騒擾事件すらですね、想定される、そういう現状であります。こういうことに対処するためには我々警察の力をもっても限りがある。だからこそ、そういう時に皆さんに出動願って、災害の救急だけではなしに、やはり治安の維持も一つ皆さんの大きな目的として遂行して頂きたいということを期待しております。
- 2000年4月、陸上自衛隊練馬駐屯地創隊記念式典で自衛官達に なお2011年の東日本大震災、2018年の西日本水害でもそのような事態は起きていない。被災地での火事場泥棒は全員日本人だった
- 日本は確かに過去の戦争でアジアの国々に迷惑もかけただろう。しかしながらいつまでもそのことだけにとらわれ、形式的に頭を下げ続けるだけの姿勢では何の関係の発展も望めない。
- 2001年(平成13年)アジアと夢の躍動展に参加した際の知事クラブでの記者会見発言。
- 非常に醜悪な日本語でつづられた憲法というものは、助詞一つを直すにしても、国会で3分の2以上の議決、そして国民投票で過半の投票を得なければ、憲法の一字一句も変わらないという規定というものを、私たちはなぜか盲信してきたわけで、そういう条文にとらわれることなくて、もっと大きな見地で歴史的にこれを反省し、占領されているという異常な事態の中でああいう形で行われた憲法が、今日の日本にとって、日本人にとって、歴史的な正当性を持つか持たないかということを、私は国会で決めたらいいと思う。私がもし総理大臣だったら、この提案をしますね。そしてもしそれが51対49で可決されたならば、国民の総意として、この憲法は歴史的な正当性を持たないということですから、あとはそれをもとに、56条などは無視して、私は新しい憲法をつくるという作業は、改定ではなしに行われるべきだと思う。つまり、国会がそういう議決をすれば、私たちは、国家として、民族としてこの憲法を破棄できるわけであります。そこから私は本当の独立が始まっていくと思っております。(吉田信夫「憲法第99条違反ではないのか」)99条違反で結構です。私はあの憲法を認めません。
- 都議会本会議にて(2002年12月11日、2003年3月4日)
- 今の亀井候補が一言言った、北朝鮮との関わりの問題だって、何やってんですか。田中均という奴、今度爆弾しかけられて、あったり前の話だ。政治家に言わずに、いるかいないか分からないミスターXと私は交渉したといって、向こうの言いなりになる。小泉総理がですね、これはけしからん問題だ、少し圧力をかけようと言ったら、その文言を声明の中から外そうとする。その役人が1人で仕切って、北朝鮮と渡り合えるわけがない。だったら私たちは、これだけの経済力をもってミサイルを作りいろんなことをやっていた北朝鮮に、経済的な抑制をする制裁をする。アメリカだってアルカイダに貿易センタービルやられた時に、アルカイダの家族からそういう資金を一応封鎖した。日本は何でそれができないのかわからない。私は小泉総理に言ったら小泉さんもあまりはっきり言わない。あとの2人の候補もこの問題について全然コメントしない。我々の同胞が状況証拠から言ったら150人拉致されて帰ってこない。ほとんど死んでるでしょう。その国に私たちはわけのわからない金をつぎ込んで、いまでも万景峰号がやってきていろんな物を持って帰る。古くなった自転車持って帰る。その台座使ったりなんかしながら、機関銃作ったりミサイル作ったりしてるそうです。アメリカの議会で向こうの関係者がそう証言した。日本を火の海にしてやる。日本国を火の海にしてやると彼らは豪語して、100発あるかないか分からんけど、ミサイルのほとんどは日本の技術の部品でできている。こんなばかな関係をですね。しかも向こうの大将は頭下げながら悪い事をした、私の責任じゃない、おやじがやったんで。実は私たちが日本人を拉致しましたと言って、5人だけ返して子どもを返さない。 その時になんで我々は、子どもを返さないなら経済制裁するぞということを正面向かって言えないんだ。なぜ言えない。こういう候補が出てこない。私は亀井静香、みなさんの前でいま言ったけれども、もしこれをあなたが裏切ったら私はあなたを支持しない。亀井の倒閣運動をする。
- 2003年9月10日
- 隣の中国でも人間積んだ宇宙船を上げて、みんなびっくりして。中国人は無知だから「アイヤー」と喜んでいる。あんなものは時代遅れ。日本がやろうと思ったら1年でできる
- フランス語は数も勘定できない言葉だから国際語として失格。
- 首都大学東京応援組織「the Tokyo U-club」設立総会の祝辞で発言。フランス語での数の数え方が二十進法を用いることを揶揄して。
- 60年間戦争がなかったから。「勝つ高揚感」を一番感じるのは、スポーツなどではなく戦争だ。
- 週刊ポスト2005年1月14・21日号。“近年の若者がダメな理由”を問われて。
- 首都高を造り直すとか、ビルの中を通すとかは大変。あの場所になくても、あの橋そのものがあればいい。つまらん金かけるより、日本橋をどこか近くの川に移したらいい。こういう発想をするのが小説家なんだよ。
- 2006年1月20日、記者会見で なお2018年、地下化して工事完了後に高架橋を撤去する基本計画がまとまった
- 私はシーザーでもアレクサンダー大王でもない。
- 東京都議会予算特別委員会にて、民主党議員に新銀行東京問題を追及されたことに対しての発言(2008年3月11日)
- 別にそれほどみんな大泣きして悲しむことはないじゃない。何もパンダ様々でご神体ではないんだから、いてもいなくもいいじゃない、そんなものはどうでも。
- 政府が正式に申し込んだら別な話だと思うね。宮内庁ごときが決めることじゃない。国家の問題なんだから。木っ端役人が、こんな大事な問題、宮内庁の見解で決めるもんじゃない。役人の出てくる話じゃねぇんだ。国民投票したら圧倒的に皇太子に行っていただきたいに決まっています。
- 2008年7月4日から11日にかけて、2016年夏のオリンピック招致活動に皇太子を担ぎ出そうとして、宮内庁から政治利用をやめてほしいと難色を示され
- 1500円でしょ。主に使っているのはね、帰りそこなったサラリーマンだ。カフェ難民というけれどもね、あなた山谷のドヤに行ってみなさいよ。200円、300円で泊まれるところはいっぱいあるんだ。ファッションみたいな感覚で1500円で泊まってね、助けてくれってのはね、ちょっとね。1500円という大金で泊まって、大変だ大変だと。簡易宿泊所として使われているようだけどね、そこにいる人間たちが格差・差別のなかで派生してきた犠牲者というのは一方的な捉え方だよ。
- 2008年(平成20年)10月3日、定例記者会見で。ちなみに素泊まりで500円を下回る簡易宿泊所は存在しない
- 例えば、ブラジルの大統領が来てですね、聞くところ、かなり思い切った約束をアフリカの諸君としたようです。それからサルコジ大統領がブラジルに行って「フランスの戦闘機を買ってくれるならブラジルを支持する」とか。
- この中に、帰化された人とかね、お父さん、お母さんが帰化されて、そのお子さんって議員さんいますか。(中略)国会は随分多いんだね、調べてみると。インターネットの情報を見るとね。それぞれ検証しているんでしょうけれど、与党を形成しているいくつかの政党の党首とか、与党の大幹部ってのは、調べてみると多いんですな。(中略)ご先祖への義理立てか知らないが、日本の運命を左右する法律をまかり通そうとしている。
- 自民党を中心とした地方議員らによる永住外国人への地方参政権付与などに反対する集会で発言(2010年4月17日)福島瑞穂・社会民主党党首を念頭に置いたと見られる。福島は事実無根とした上で「帰化した人は日本人であり、日本人と完全に同等の権利義務がある。問題とすること自体、人種差別ではないか」と指摘。
- いや、私は何も彼女を特定したわけじゃありませんから。一種の総論として言ったわけですから。(中略)不快な感じに言われるなら、そうでないということを自分で戸籍を明かしたらいい。情報を明かせと言われたら、多すぎていつ誰が言ったか、さっぱり分かりませんな(根拠を問われて)。
- 定例記者会見(2010年4月23日)上記に対する福島からの抗議申し入れを受けて。
- 同性愛者はどこかやっぱり足りない感じがする。遺伝とかのせいでしょう。マイノリティーで気の毒ですよ。テレビなんかでも同性愛者の連中が出てきて平気でやるでしょ。日本は野放図になり過ぎている。それをことさら売り物にし、ショーアップして、テレビのどうのこうのにするってのは、外国じゃ例がないね。サンフランシスコでゲイのパレードを見ましたけど、見てて本当に気の毒だと思った。男のペア、女のペアあるけど、どこかやっぱり足りない感じがする。
- 定例記者会見(2010年12月9日)
- 日本人ほど本当にこんなに美辞麗句に弱い民族はいない。国際社会は美辞麗句で成り立っているのではなく、むしろその逆に相手の粗を探し出しては追及すること、その摩擦の中に存在している。他者との摩擦相克は、世間でも国際社会でも必然であってそれを力づくで片づけようとするのは間違いだとしても、少なくとも与えられた場であくまで対等に自らの立場を説明し、自らの意思をはっきりと表明することは、平和な共存のために最も合理的かつ賢明な術に他ならないだろう。日本のマスコミには当然のこうした姿勢がまったくない。そもそも不勉強だし、公平中立なる観念に逃げこんで自ら価値判断をしない。(産経新聞社の)「正論」には、もっと刺激的であれ、と言いたい。「平和の毒」にやられたまま衰弱していく日本人にとって回生となるような劇薬、綺麗事や偽善を排した「本物の毒」を盛ってほしい。
- 『正論「Media Guide」2011』で日下公人と
- 日本は非核三原則というばかなことをやった。核武装について高レベルで議論するのは当たり前。核の保有ではっきりと敵意を持つ国が間近にある国家は世界に日本しかない。敵意を持っているのはロシア、中国、北朝鮮。領土問題で日本がはっきり物を言う発言力をバックアップするのは軍の装備だ。私はもともと核の保有論者。日本も核爆発シミュレーションをコンピューターでやったらいい。国連なんてものはこれっぽっちも信用できない。
- 定例記者会見(2011年2月18日)
- アメリカのアイデンティティーは自由。フランスは自由と博愛と平等。日本はそんなものはない。我欲だよ。物欲、金銭欲。(中略)我欲に縛られて政治もポピュリズムでやっている。この津波をうまく利用して、我欲を一回洗い落とす必要がある。積年たまった日本人の心の垢をね。これはやっぱり天罰だと思う
- 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)と津波について(2011年3月14日)非難の声が相次ぎ、謝罪に追い込まれた
- ――民主党の閣僚は誰も参拝していませんが
- あいつら、日本人じゃないんだよ
- 2011年の終戦の日に靖国神社へ顔を見せて
- お前、朝日か。みんなの前で殴るからな
- 2012年4月、囲み取材を受けて朝日新聞の釆沢嘉高記者に
- 尖閣問題で中国におどおどしていたら、そのうち五星紅旗の6番目の星は小さな日の丸になるかもしれない。東京のオリンピックが実現したら都民は来なくてもいい。都民は贅沢。自分のことしか考えなくなった。他の日本人と違う人種になりましたよ。
- 外国特派員協会で(2012年5月29日)
- 公人として私人として行くのがどこが悪いんだね?
- ――個人としては規制出来ないが、公としては……
- どうやって肩書外すんだね。それは、記帳するときに東京都知事と書いちゃいけないの。馬鹿なこと言うな、本当にお前ら。どこの人間なんだ貴様。日本の近代史知っているのか、現代史。あの戦争がどんなもんだったか知らないから馬鹿なこと言うんだよ。君のお父さん、お母さん、ひいじいさん、ひいばあさん、命がけで国を守ってきたんだよ。はい、次。
- 定例会見で靖国神社に行くかどうかを問われて(2012年8月10日)
- 近世になって有色人種の中で日本だけが近代国家をつくった。これは日本人の英知、努力のせいだ。かつて私たちのじいさん、ばあさん、ひいじいさん、ひいばあさんが明治維新を起こし、日本を近代国家にした。
- 街頭演説で(2012年12月13日)
- 三木武夫という非常に愚劣な総理大臣がつくった、武器輸出三原則とか、防衛費を国家予算の1%にとどめる根拠のないバカな政策は一変してもらいたい。
- NHKテレビ「日曜討論」で(2013年1月13日)
- 夏の参院選では憲法改正を争点にしなければいけない。日本は世界で孤立し、相手にされなくなっている。国内では我欲がはびこり、権利を主張するばかりで義務がないがしろにされる。こういう日本人のメンタリティーとゆがんだ価値観をつくったのが憲法だ。国際的に地位を確保するためにも、憲法を改正しなければならない。それが衆院で3分の2を占める安定政権の責任だ。(中略 維新の会の綱領「現行憲法は日本を孤立と軽蔑の対象に貶めた」への批判に)日本は周辺諸国に領土を奪われ、国民を奪われ、核兵器で恫喝されている。こんな国は日本だけだが、国民にそういう感覚がない。日本は強力な軍事国家、技術国家になるべきだ。国家の発言力をバックアップするのは軍事力であり経済力だ。技術が経済をつくる。経済を蘇生させるには防衛産業は一番よい。例えば、米国が今開発している「コンベンショナル・ストライク・ミサイル」というGPSを駆使して完全に命中する、遠距離を飛んで一度宇宙空間に出てから下降してくる兵器が日本なら開発できる。そういうものを本気で考える時期にきているんじゃないか。核武装を議論することも、これからの選択肢だ。日本が核を持つためにはいろんな障害はある。しかし、今の国際社会は核を持ってない限り発言力がない。持っても使いませんよ。使ったらえらいことになるから。(中略 自身が首相を目指す気はないかとの質問に)おれはもう、体力がない。自分のことを特殊兵器だと思っているが、自民党がそれを使い切れなかった。橋下君をもり立てていくのが政治家としての最後の仕事だ。参院選を実りあるものにするためにやっぱり橋下君に立候補してほしい。
- 朝日新聞のインタビューに応えて(2013年4月5日)
- 大迷惑。首相に?……ダメだ。終わったね、この人。言わなくてもいいことを言って、タブーに触れたわけだから、今更強弁してもしょうがない。弁護士の限界だ。徹底的に違うことはあいつが「あの戦争は侵略戦争だ」と言っていること。俺は「侵略じゃない。マッカーサーも防衛の戦争だって言ってるじゃないか。」って聞いたら、それでも「侵略です」と。もう埋まらない。
- 報道各社のインタビューに応えて。橋下の慰安婦問題発言が内外で波紋を広げた事に関し(2013年6月18日)なお、マッカーサーの議会証言における“security”は防衛や安全保障ではなく内政治安維持のこと。近衛上奏文でも「壊滅後に共産主義革命が起きて体制が崩壊することをこそ恐れる必要があります、その前に講和を申し出るべきです」と述べられている
- 軍と売春は付き物だ。日本の場合にも貧しい人たちがお金をもうけるために、一番簡易な手段として昔からあった。歴史の原理だ。橋下氏は基本的に間違ったことは言っていない。
- 慰安婦問題に関する橋下徹の発言について(2013年5月14日)
- この国は下手をしたらシナの属国になっちゃう。日本を第二のチベットにしないために憲法を変えないとだめだ。拉致された日本人を取り戻せないのは、憲法9条があるからだ。
- 有楽町にて、参議院議員選挙公示直後の第一声で(2013年7月4日)
- 非常に日本的美人だから、何をやっているか分からない。強引に結婚させられ、子どもまで産まされた。いま誰か偉いさんのお妾さんになっているに違いない。
- 横田めぐみについて、2013年(平成25年)7月の参院選運動期間中、横浜駅西口での街頭演説にて
- マイクの調子が悪いなぁ。韓国製だからじゃねぇのか。……シナの植民地になりたくない。チベットみたいな国になりたくない。……出てきている候補を見ると、変なヤツが多いねぇ。……原発を止めたら産業が駄目になる。この時期になって小泉とか細川というキチガイが出てきて。……外国人に参政権を与えると、国籍のよく分からない候補者が言って。おっかない話だ(舛添について)。
- 東京都知事選挙で田母神俊雄の応援に出て
- シナと戦争して勝つこと
- 週刊現代2014年8月9日号誌上で、「今の野望は」と問われて
- 私は通夜に行って、「野村、なんでこんな死に方をしたんだ、なんで相手と刺し違わなかったんだ」と言いました。彼は朝日新聞に対して、命がけで決着をつけるべきだったのです。そうすれば、彼らはもう少しまともな会社になっていたのではないか。朝日が国を売った慰安婦報道をひっくり返した今、なおさらそう思います。……野村はそれで12年間、刑務所に入りました。もちろん放火という行為は推奨できないが、命懸けだった。少なくとも昔の言論人は命懸け、最近、そういう志の高い右翼はまったくいなくなりました。今は、朝日が何をしようと安穏と過ごせる、結局うやむやにして過ごせる時代です。
- 週刊新潮2014年10月9日号「怒りの独占手記 国を貶めて新聞を売った朝日の罪と罰」より
- 心残りは、憲法を一文字も変えられなかったこと
- 2014年(平成26年)12月16日、政界引退声明で
- 大年増の厚化粧がいるんだな、これが。これはね、困ったもんでね。
- 2016年7月26日、舛添要一の辞職を受けて行われた都知事選の、増田寛也を応援する会合で小池百合子を指して
- この間の、障害者を十九人殺した相模原の事件。あれは僕、ある意味で分かるんですよ。
- 「文學界」2016年10月号『「死」と睨み合って』より
- 最近、女装した男のテレビタレントが大流行だが、あれは一体どう言うことなのだろうか。さっぱり訳が分からない。世の中が衰退し、何でもありと狂ってきた証なのだろうか。
- 2017年8月2日のツイート
- 日本人にとって非核の理念は危険な外国の核に囲まれているこの国の危険な現実よりもはるかに現実的なようだ。こんな国際状況の中でも、自衛と抑止のための日本の核保有の議論が一向に聞こえないのは脳天気な現象だ。ドゴールは世界の中で核兵器の保有資格の一番高いのは日本なのにと言っていたものだ。
- 2019年10月25日ツイート
- 業病のALSに侵され自殺のための身動きも出来ぬ女性が尊厳死を願って相談した二人の医師が薬を与え手助けした事で「殺害」容疑で起訴された。武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳も知らぬ検察の愚かしさに腹が立つ。裁判の折り私は是非とも医師たちの弁護人として法廷に立ちたい。
- 2020年7月27日ツイート
- 一足伸ばして、天皇陛下と首相はなぜ参拝しないのか。何で遠慮してるんだ。
- 2020年終戦の日、靖国神社で、日本武道館の全国戦没者追悼式について
評価
編集- 女の心理をこんなものだろう位に書かれるのは、不愉快よりもまだ坊やだなぁって感じがします。(中略)今の青年の悩みは、「太陽の季節」や「処刑の部屋」ではまだまだ底が浅いのではありますまいか。それと何卒真剣に取り組んで下さい。人気のあやつり人形にならぬように自愛と自戒を切に祈ります
- 作家・美川きよ、「太陽の季節」が芥川賞に選ばれた際に