アリストテレス

古代ギリシアの哲学者

アリストテレス(Aristotles、紀元前384年 - 紀元前322年)はマケドニア出身の古代ギリシアの哲学者。プラトンに学び、ペリパトス学派を形成した。

アリストテレス

引用編集

以下、特に断りのない限り、英語からの重訳である。

修辞学関係編集

  • 修辞学とは、自分の意見を公の場で人々に印象深く心に残すためにはどのように発表すれば良いかを研究する学問をいう。
  • 存在しそうな不可能はいつも、信じられがたいが、本当は存在する可能性よりも好まれる
  • 全体は、始めと中間と終わりからなる。『詩学』
  • は人々を一致させる。

政治学関係編集

  • 一般にさらに良いことものを望む人たちは、祖先が得た以上のものを望む。
  • 欲望は満たされないことが自然であり、多くの者はそれを満たすためのみで生きる。
  • は社会の秩序であり、良い法は良い秩序である。
  • 人は本性において政治を行う動物である。
  • 自然には何の無駄もない。
  • 民主制国家の基礎は自由である。
  • 最もよく統治される者が統治するべきだ。
  • 自然的に支配する者があり、また、支配される者がある事もまた、生の保持のためである。なぜなら、思惟の力によって先を見る事が出来る者は、、自然的に支配し主人である者だが、肉体の力によって主人の命じる事を為し得る者は、支配される者であり、自然的に奴隷である。それ故に、同じ事が主人にとっても奴隷にとっても有益なのである。
  • 魂が肉体からかけ離れ、人間が動物からかけ離れているように、それくらい[理性の所有者]からかけ離れている者は、自然的な奴隷である。肉体の使用が彼らの仕事であり、それが彼らから引き出せる最善のものであるような、そういう者たちは、このようにかけ離れている。彼らにとっては、主人の支配を受ける事が最善なのである。こうして、他者に帰属しうる者、それ故に、事実、帰属する者、そして命令を認知する程度にはロゴスに与るが、ロゴスを所有はしない者が、本性的な奴隷である。なぜなら、他の動物たちはロゴスを認知せず、感覚的受動によって服従するからである。だが、彼らの有用性はほとんど異ならない。というのは、奴隷も、家畜も、肉体の力によって、生のための必需品の供給に従事するからである。
  • 主人は単に奴隷の主人であって、奴隷に帰属することはないが、奴隷は主人の奴隷であるばかりでなく、まったく主人に帰属しもするのである。奴隷の本性がなんであり、その能力がなんであるかは、以上から明らかである。即ち、人間でありながら、本性的に自分自身に帰属せず他者に帰属する者、それが本性的な奴隷である。他者に帰属する者とは、人間でありながら所有物であるような者である。

形而上学関係編集

  • 全ての者は生まれながらに知恵を求める。

倫理学関係編集

  • プラトンは私のである。しかし、彼よりも真実を私は友とする。
    • 「ニコマコス倫理学」
  • 良い人であることがいつも良い市民であることと同じとは限らない。
    • 『ニコマコス倫理学』
  • 私たちは平和の中に暮らすために戦争をする。
    • 『ニコマコス倫理学』
  • 不幸は本当の友人でない者を明らかにする。
    • 『エウデモス倫理学』
  • というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存すると考えられる。
    • 『ニコマコス倫理学』
  • 人は繰り返し行うことの集大成である.だから優秀さとは、ただ一度の行為でなく、習慣なのだ。
    • 『ニコマコス倫理学』
  • 優秀さは訓練と習慣の賜物である.私たちは美徳と優秀さを持っているから正しく行動するのではない.むしろ正しく行動するから美徳と優秀さを持つ事ができるのである。
    • 『ニコマコス倫理学』
  • ごく若い頃から身につける習慣がどんな種類のものかにより……少なからぬ違いが生まれる。極めて大きな違い、いや、違いの全てと言ってもいい。
    • 『ニコマコス倫理学』

その他編集

  • 教育は高齢への最適の備えだ。
    • ディオゲネス・ラエルティオス『古代ギリシア哲学者列伝』
  • 希望とは、目覚めていて抱くをいう。
    • ディオゲネス・ラエルティオス『古代ギリシア哲学者列伝』
  • 自然は真空を厭う。

外部リンク編集

ウィキペディアにもアリストテレスの記事があります。