平和
概念
平和に関する引用句。
出典の明らかなもの
編集- 偽りの名のもとに破壊、殺戮、強奪を行うことを、彼らは支配と呼ぶ。また街を破壊し人気を絶やすことを、彼らは平和と呼ぶ。--タキトゥス『アグリコラ』(98年)、30章
- 信仰と信頼の間にのみ平和があります。--フリードリヒ・シラー『ヴァレンシュタイン』「ヴァレンシュタインの死」
- 日本國民は、正義と秩序を基調とする國際平和を誠實に希求し、國權の發動たる戰爭と、武力による威嚇又は武力の行使は、國際紛爭を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 --日本國憲法第9条
- 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戰力は、これを保持しない。國の交戰權は、これを認めない。--日本國憲法第9条二項
- 昭和21年(1946年)11月3日公布、昭和22年(1947年)5月3日施行
- ChapterⅡ Renunciation of War
- Article Ⅷ War as a sovereign right of the nation is abolished.The threat or use of force is forever renounced as a means for settling disputes with any other nation. No army,navy,air force,or other war potential will ever be authorized and no rights of belligerency will ever be conferred upon the State. -- 昭和21年(1946年)2月13日に連合国総司令部が内閣に示した憲法案(いわゆるGHQ原案)の第9条該当部。
- にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ --峠三吉
- 『原爆詩集』「序」
帰せられるもの
編集- 平和な家庭にいる者は、王であれ農夫であれ、最も幸せな人間だ。--ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
- 平和は人類最高の理想なり -- ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
- 戦争とは、人間のする戦いである。平和とは諸理念の戦いである。--ヴィクトル・ユゴー
- 祖国に平和、世界に平和。 --ケマル・アタテュルク
- "Yurtta sulh, cihanda sulh."
- 一般に「内に平和、外に平和」と訳され、トルコ共和国の外交政策のスローガンになっている。
- これが私の運命だ。絶え間ない軍事作戦。……そしてこの作戦を腐敗させることへの憎悪。けれども私は腐敗を伴った平和とこの運命を取替えはしないだろう。--ウラジミール・レーニン
- 平和のへ -和文通話表
- 哲学上・教義上の見解から、私は永続する平和を信じない。 -- ベニート・ムッソリーニ
- 平和主義など、臆病の現れに過ぎない。 -- アドルフ・ヒトラー