蘇軾
1037-1101, 中国・北宋代の政治家、詩人、書家
引用
編集湖上に飲せしが初め晴れて後に雨なり 二首/飮湖上初晴後雨二首
編集- 朝曦 客を迎えて 重岡に 艶なり/晩雨 人を留めて 酔郷に入らしむ/此の意 自ら佳なるも 君会せず/一杯 当に水仙王に属むべし --その一
- 朝曦迎客艷重岡
晩雨留人入醉郷
此意自佳君不會
一杯當屬水仙王
(原注:湖上有水仙王廟)--其一
- 朝曦迎客艷重岡
- 水光 瀲灔として 晴れて方に好し/山色空濛として雨も亦奇なり/西湖を把りて 西子に比べんと欲すれば/淡粧 濃抹 総て相宜し--湖上に飲せしが初め晴れて後に雨なり -- その二
- 水光瀲灔晴方好
山色空濛雨亦奇
欲把西湖比西子
淡粧濃抹總相宜--其二
- 水光瀲灔晴方好
その他
編集- 我が家は江水 初めて源を発する/宦遊し 直ちに江 海に入るを送る --金山寺に遊ぶ
- 我家江水初發源
宦遊直送江入海 -- 遊金山寺
- 我家江水初發源
注釈
編集- 白文は、著作権保護外である。訓読文は、投稿者独自の読み下しで、「/」によって行の分割を示した。
- 小川環樹、山本和義選訳「蘇東坡詩選」岩波文庫 ISBN 4003200713