白
全ての光を反射する物体の色
白に関する引用と諺
引用
編集- 冬は、つとめて。雪の降りたるはいふべきにもあらず。霜のいと白きも、またさらでも、いと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。 -- 清少納言『枕草子』
- かささぎのわたせる橋におく霜のしろきをみればよはふけにけり -- 大伴家持『家持集』
- 心あてに折らばや折らむ初霜のおきまどはせる白菊の花 -- 凡河内躬恒『古今和歌集』『小倉百人一首』
- 海暮れて鴨の声ほのかに白し -- 松尾芭蕉『野ざらし紀行』
- なんでも白紙の上に黒い字で書いて置いたものは、
安心して内へ持って帰ることが出来ますから。 -- ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ『ファウスト』(森鴎外訳)- Denn was man schwarz auf weiß besitzt, Kann man getrost nach Hause tragen