源実朝
鎌倉幕府の第3代将軍

源実朝(1192年-1219年) 編集
みなもと の さねとも。源實朝。鎌倉幕府の第三代征夷大将軍、和歌を藤原定家に学んだ。私家集『金槐和歌集』。
源実朝からの引用 編集
『金槐和歌集』 編集
- あづまぢのせきもる神のたむけとて杉に矢たつる足柄の山
- 箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ
- おほ海の磯もとどろによする浪われてくだけてさけてちるかも
- 時により過ぐれば民の嘆きなり八大竜王雨やめたまへ
- 物いはぬ四方(よも)のけだものすらだにも哀れなるかな親の子を思ふ
- 奥山の岩垣沼に木葉おちてしづめる心人知るらめや
- みわたせば雲居はるかに雪しろし富士の高嶺のあけぼのゝ空
小倉百人一首 編集
- 世の中はつねにもがもななぎさこぐあまの小舟の綱手かなしも