- 御覧なさい、彼は山を越え、丘を跳んでやってきます。/わたしの恋人はかもしかのよう、若い牡鹿のよう。--『雅歌』2:8-9
- ヴルガータ訳:Ecce iste venit / saliens in montibus, / transiliens colles. // Similis est dilectus meus capreae / hinnuloque cervorum.
- 鹿を指して馬となす。 -司馬遷『史記』「秦始皇本紀」
- 世の中よ道こそなけれ思ひいる山のおくにも鹿ぞ鳴くなる -藤原俊成
- 夕されば 小倉の山に 鳴く鹿は 今夜(こよひ)は鳴かず い寝にけらしも - 舒明天皇『万葉集』巻第八 1151
- わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり -- 喜撰『古今和歌集』