出典の明らかなもの編集
- うたのさまをもしり ことの心をえたらむ人は おほぞらの月を見るがごとくに、いにしへをあふぎて、いまをこひざらめかも - 紀貫之『古今和歌集』
- 山のあなたの空遠く
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて、
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
- 空に真っ赤な雲のいろ。
玻璃に真っ赤な酒の色。
なんでこの身が悲しかろ。
空に真っ赤な雲のいろ。
- 智恵子は東京に空が無いといふ、ほんとの空が見たいといふ。
帰せられるもの編集